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Original Prusa i3 プリンターは、E3D V6ホットエンドを使用しています。 これらは、E3D V6 ホッとエンドに対応したノズルであれば、殿のずるでも装着可能です。プリンターに付属のノズルはE3D V6 0.4mm 真鍮ノズルですが、他のタイプや 穴径 も使用できます。 以下の手順はOlsson Ruby以外の全てのノズルで共通です。
ノズルを変える理由は?
ノズルを交換する理由は、大きく分けて2つあると考えられます。:
ノズルが磨耗しているので交換が必要
ノズルの種類や径を変えてプリントしたい
真鍮製のノズルで研磨材をプリントするのでなければ、純正の真鍮製ノズルは何百時間でもプリントすることができます。目詰まりを解決するために比較的新しいノズルを交換することは解決策ではありません!
必要なツール
2.5 mm 六角レンチ(組立式プリンター、キットに付属しています)
7 mm スパナ/ソケットまたはペンチ(7mmスパナ/ソケットは組立式プリンターおよびキットに付属していません)
17 mm スパナ(組立式プリンターやキットには付属していません)
小皿またはアルミホイル(組み立て式プリンターやキットには付属していません)
手順
以下の手順は、ファームウェアのバージョンが 3.12.0 以上であることを前提としています。ファームウェアのバージョンが古い場合は、 最新バージョンへのアップグレード をお勧めします。新しいバージョンのファームウェアをフラッシュしなかった場合は、ステップ3の代わりに「ステップ3の代替」を除き、手順通りに操作してください。
この手順を正確に守ってください! このステップを省略すると、本記事の最後で説明する漏れや押し出しの問題が発生する可能性があります。
フィラメントが装填されている場合は、 LCD Menu - Unload Filament からアンロードします。オプションで コールドプル (MK3/S/+, MK2.5/S, MK3.5/S) を実行します。
LCD Menu - Settings - HW Setup - Nozzle Change と進みます。
プリンターには、本ガイドへのリンクが表示されたメッセージが表示されます。
LCDエンコーダをクリックする : を選択すると、プリンターはオートホームに戻り、その後Z軸は最上位に、X軸はセンターに移動します。その間、プリンターは自動的にノズルを 280 °C まで加熱します。そのためにはノズルの加熱が欠かせません。
ノズルが一旦 280 °C になると、プリンター画面に次のメッセージが表示されます: "Hotend at 280C! Nozzle changed and tightened to specs?(Hotendが280℃になりました!ノズルを交換し、仕様通りに締め付けましたか?) "。 この時点ではLCDエンコーダーをクリックしないでください。
プリントファンのネジ2本と、ファンシュラウドを固定しているネジ1本を外します。両方の部品を取り外します (下記写真参照).
ステップ2 の代替案:ファームウェアのバージョンが3.11.0までしかインストールされていないため、ステップ3を実行できなかった場合、エクストルーダー(Z軸)をできるだけ高くしてノズルへのアクセスを良くしてください: LCD Menu - Settings - Move Axis - Move Z へ進みます。 ノブ を回転させ高さを調整します。その後、LCD Menu - Settings - Temperature - Nozzle から、ノズルを 280 °C まで予熱します。 そのためには、ノズルの加熱が欠かせません。
注意:加熱された部品は、重度のやけどを引き起こす可能性があります!
17mmスパナ(M10)またはモンキーレンチでヒータブロックを保持します。
ホットエンドヒーターとサーミスターの線周りは
壊れやすい ので特に注意してください。 作業中に線を切ってしまったり
スパナでヒーターをショートさせてしまうことがあります!
付属のラジオペンチを使用してノズルのネジを緩めて外します。オンラインストアのE3Dノズルを使用している場合は、7mmスパナ(M4)または7mmソケットレンチを使用してください。 外してしばらくはノズルは熱いままなので注意してください! 表面が不燃性のものの上に置き、作業の邪魔にならないところに置いてください。
プリンターが手順3cの画面のままであること、設定温度 (280℃)が変わっていないことを確認してください。スパナでヒーターブロックを保持して、新しいノズルを慎重にねじ込み、静かに、でもしっかりと締め付けます。過度の力は加えないでください!
弊社のサービスチームとアセンブリチームでは、定格が1〜5 N·mのトルクレンチを使用して
2.5N·m (ニュートンメートル)
の力でノズルを締め付けています 。
最終チェック
ノズルとヒータブロックの間には必ず隙間 (〜0.5 mm) が必要です (左側の写真)。ノズルは、加熱しながらヒーターブロックで増し締め/固定し、ヒートブレイクと隙間がないロック状態になっている 必要があります (右側の図)。 そうなっていないと、溶融フィラメントが隙間から漏れでてきてしまいます (中央の図)。
ノズルを交換した後は、 1層目のキャリブレーション をやり直した方が良さそうな場合もあります。
ビデオ解説