ベルトの調整方法 (XL)

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Original Prusa XLでは、ベルトを最適な張力に調整することが、プリントの品質を高めるために重要です。ベルトが緩んでいると、Layer shiftingやGhostingなどのプリント異常の原因になります。ベルトを締めすぎると、X軸とY軸が不規則に動くことがあります。

Original Prusa XLのジオメトリはCoreXYで、X軸用に2本のベルトがあります。

ベルトチューナー

私たちは独自のベルトチューナーをリリースしています。このアプリケーションは、叩いて発生する振動の周波数を測定することで、ベルトの張りを決定します。下のビデオの指示に従ってベルトを調整してください。

ホーミングタワー

ベルトの張りに問題がある可能性を視覚化し、その場で修正できるよう、専用のホーミングタワー を用意しました。

ベルトが緩んでいる場合、タワーの仕上がりは一定せず、滑らかな仕上がりではなく、壁面に材料が散らばってしまいます。プリントを中断せずに、両方のY軸レールのネジを半回転締め付けてみてください。

仕上がりが十分に改善されない場合は、ホーミングタワーが滑らかで一貫した仕上がりになるまで、もう一度手順を繰り返します。

ベルトを締めすぎると、積層ズレを起こすことがあります。

タワーが滑らかな仕上がりになったら、同じネジをごくわずかに緩め、タワーの仕上がりがさらに良くなるかどうかを観察する。タワーが理想的な仕上がりになるまで、この手順を繰り返します。

アラインメント

左右のアライメントが完璧であることが重要です。

X軸をプリンタの前方に移動し、Xキャリッジをエクストルーダーとともに左方向に移動します。

CoreXY フロントレフトとX軸を左右に動かして、アライメントをテストします：部品間に遊びがあってはいきません。もし、遊びがある場合は、同じ側のテンションスクリューを少し締め、X軸アセンブリを後ろに動かし、手前まで動かし、両側で再度アライメントをテストします。

右側の画像は、テンションスクリューの背後にあるメカニズムを示しています。スクリューを締め付けるとテンショナーが手前に引っ張られ、その結果、ベルトの張りが強くなります。

左右が完全に揃い、遊びがなくなるまで同じ手順を繰り返します。この段階で、ベルトチューナーアプリを使ってベルトの張りをもう一度チェックしておきます。両方のベルトが同じ張力になっている必要があり、同時にX軸も揃っている必要があります。

テストで差が出た場合は、サイドのネジを少し締めてください。：

• 正面から見て右側を締め、アッパーベルトにテンションをかけます。
• 正面から見て左側を締め、下部ベルトにテンションをかけます。