MK3.5

<p>ファーストレイヤーキャリブレーションは、ノズルの先端とプリント面の距離を調整するためのものです。 押し出されたフィラメントが、わずかに押しつぶされてヒートベッドにぴったりとくっついている状態になるようにノズルの高さを調整していきます。</p>
<p>組立て済みのPrusaプリンターはすでに微調整されています。このキャリブレーションは、キットバージョンを組み立てた場合、またはノズルを変更する場合のみ必要となります。 ファーストキャリブレーションはウィザードの一部です(XYZキャリブレーションの最後のステップ)。 後で <em>LCD menu - Calibration - First Layer Calibration</em> から再度、ファーストキャリブレーションをすることもできます。 このキャリブレーションを実行中、プリンターがジグザグパターンをプリントしているときに、ノブを回してノズルとベッド間の距離を手動で調整していきます。</p>
<div class="warning-callout"><strong>シートの種類（スムース、サテン、テクスチャー）ごとに厚みが異なるため、</strong>それぞれに異なるファーストレイヤーのキャリブレーションを使用する必要があります。そのために、便利な機能が用意されています。<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/steel-sheet-profiles_1955">スチールシートプロファイル</a>.</div>
<p>新しく組み立てたプリンタでは、値をゼロから開始して負( - )の値の方に移行させ、ノズルとヒートベッド間の距離を縮めていきます。初期のゼロ値は、P.I.N.D.A/SuperPINDA.の位置で設定されます。 <strong>ノブを反時計回りに回すと、ノズルがベッドに近づいていき、値がゼロから離れていきます。 &nbsp;</strong>この値はプリンタ毎に固有で、時間や使用歴によってわずかに変化する場合もあります。したがって <strong>高さを調節するときは、設定値ではなく、目視で確認する必要があります。 &nbsp;</strong></p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/first_layer-768x433-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/first_layer-768x433-1-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/first_layer-768x433-1-300x169.jpg 300w" alt="" width="600" height="338" /></p>
<p>ファーストキャリブレーションが正しく設定されていないと、さまざまな問題が発生する可能性があります。 ノズルがプリント面から離れすぎると、プリントが適切に貼り付かないリスクがあり、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/extruder-blob_2005">ブロブ</a> が発生する可能性があります。 一方、設定が近すぎると、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/clogged-nozzle-hotend-mk3-5-s-mk3s-mk2-5s_2008">詰まり</a> やプリント品質が低下するだけでなく、場合によってはヒートブレイクやプリントシートなど、ハードウェアが損傷する可能性もあります。<strong>プリントがくっつき過ぎることもあります。<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/flexible-steel-sheets-guidepost_2195">Flexible steel sheet</a></strong>したがって <strong>この作業を適切に行うことが重要になります。 </strong></p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-01.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-01-300x62.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-01-600x125.jpg 600w" width="600" height="125" data-hd-align="center" /></p>
<p>この作業を行う前に、プリント面 (サテン、スムース、テクスチャーのあるスチールシート) がきれいなことを確認してください。クニーニング方法については、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/first-layer-issues_1804">PEIプリント面の準備</a> を参照してください。 テクスチャー加工されたスチールシートとスムーズスチールシートを使ったときの外観には、いくらかの小さな違いがあります。よって、まずスムーズスチールシートで説明した後に、両方の写真とガイドラインを示します。</p>
<div>
<div class="note-callout" style="text-align: center;"><strong>ノズルをベッドに近づけるには、ノブを反時計回りに回します。</strong></div>
</div>
<h3>スムーズシート</h3>
<h4>高すぎる</h4>
<p><strong>ラインは平らになっているが、押しつぶしが足りない。</strong> テストラインの最後にプリントする塗りつぶし四角形パターンで<strong>ライン間に隙間が発生しています。 (<span style="color: #e03e2d;">左の写真</span>)のようなときは、ノズルの位置が高すぎることを意味します。&nbsp;</strong>このときの値は、適正値よりもゼロに近い値になっています。</p>
<h4>低すぎる</h4>
<p>ノズルの位置が低すぎると (<span style="color: #e03e2d;">右の写真</span>) ラインが完全に押しつぶされており、最後の塗りつぶし四角形の<strong>ライン間に隆起が見られるときは、ノズル位置が低すぎるサインで</strong> 適正値よりゼロから離れた値になっています。 低すぎると、塗りつぶし四角形の端がめくれ上がりはじめることもあります。極端な場合、フィラメントが非常に薄く広がり、プリントされたフィラメントが透けて見えるようになり、ホットエンドの詰まりの原因にもなります。</p>
<h4>適正</h4>
<p>適正に調整すると、ライン間に隙間や隆起がなく、平らな表面 (<span style="color: #2dc26b;">中央の写真</span>) が形成されます。 先に述べたように、数値はP.I.N.D.A./SuperPINDAセンサーが固定されている位置とノズル先端の高低差によって異なります。これは各マシンで固有であり、プリントしたときの状況を目視でチェックしなければ意味がありませんが、目安としての<strong>一般的な範囲は-0.400 〜 -1.500です。</strong></p>
<p><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-02.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-02-300x119.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-02-600x238.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-02-768x305.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-02-800x318.jpg 800w" /></p>
<div class="note-callout">適正値よりもノズルを近づけると接着力が向上する場合があります。ただし、接着に問題があるものの、1層目のキャリブレーションが「GOOD」写真(<span style="color: #2dc26b;">中央の写真</span>) のように見える場合、接着の問題の原因は別の場所にあります。たとえば、汚れた/油脂の付着したシート、プリント設定、ベッドレベリング/ XYZキャリブレーション、または溶融フィラメントの押し出し不足などです。</div>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2-600x214.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2-800x286.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2-300x107.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2-768x274.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2-1536x548.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-03fix-2-2048x731.jpg 2048w" alt="" width="1121" height="400" /></p>
<div class="warning-callout"><strong>スムースシートとテクスチャーシートを入れ替えても、同じファーストレイヤーのキャリブレーションを使用することはできません！&nbsp;</strong>詳しくは<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/steel-sheet-profiles_1955">スチールシートプロファイル</a>をご覧ください。</div>
<h3>テクスチャー加工シート</h3>
<p>テクスチャー加工シートは、PEIのスムーズシートよりも薄いため、ノズルを少し近づける必要がありますが、スムーズシートと同じ結果を求めています。繰り返しますが、<strong>設定が低すぎると(<span style="color: #e03e2d;">右の写真</span>) 、フィラメントが付着していないように、フィラメントがエッジの周りで丸まり始める</strong>ことがあります。数値が適正値よりもゼロから遠すぎていますので、調整し直す必要があります。</p>
<p>ノズルの位置が高すぎると、ラインが丸くなり、最後の塗りつぶし四角形のライン間にギャップができます。この場合、値は適正値よりもゼロに近すぎています。</p>
<p><img decoding="async" title="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-04-300x119.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-04-600x238.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-04-768x305.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-04-800x318.jpg 800w" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-04.jpg" /></p>
<h3>ノズルを見ましょう</h3>
<p>1層目は約0.2mm/0.00787402インチです。 ノズルとシートまでの距離を目視で確認することも値の設定の役に立ちます。 ただし、プリントされた層をノギスで測定することは、最初の層の調整に推奨される方法ではありません。</p>
<p><img decoding="async" title="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-05-300x119.jpg 300w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-05-600x238.jpg 600w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-05-768x305.jpg 768w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-05-800x318.jpg 800w" src="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/First-Layer-Calibration-05.jpg" /></p>
<h3>1層目のキャリブレーションを実行するタイミング</h3>
<p>一般に、&nbsp;<strong>1層目のキャリブレーション</strong> は、<strong>アセンブリに大きな変更</strong>があるたびに実行する必要があります。これには、ノズルの変更、エクストルーダーのアップグレード、またはその他の軸の更新などが含まれます。プリンタを別の場所に移動する場合も、すべてのキャリブレーションを実行する必要があります。</p>
<div class="tip-callout">ノズル径が0.4mm以外の1層目のキャリブレーションについては、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/different-nozzle-types_2193#first-layer-calibration-of-other-nozzles">こちらの記事</a>をご覧ください。</div>
<h3>その他の問題</h3>
<ul>
<li>直線のラインの幅がところどころで変化する場合は、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/bed-level-correction_2267">ベッドのレベル補正</a>を行う必要があるかもしれません 。</li>
<li>ノズルがベッドに接触した場合、SuperPINDA/P.I.N.D.A.センサーはフレキシブルスチールシートを検知できていないので、センサーを固定しているホルダーのセンサー位置を物理的に下に移動する必要があります。これにより、センサーの高さがノズル先端の高さに近づきます。アセンブリマニュアルの<a href="http://help.prusa3d.com/ja/guide/9-preflight-check_76792">プリフライトチェック</a> の指示に従って調整されていることを確認してください。<strong><span class="tooltip" data-tooltip="p-i-n-d-a-sensor_125447">P.I.N.D.A. センサー</span>&nbsp; の固定位置を変えたときは 、1層目のキャリブレーションをやり直す必要があります。</strong></li>
</ul>

1層目のキャリブレーション (i3)

<p>液体を流すパイプと同様に、3Dプリンターのホットエンドで溶融フィラメントが詰まることがあります。ここでは、3Dプリンターのタイプや品番に共通する主要な詰まりの原因を説明します。また、そもそも詰まりが形成されるのを防ぐ方法に関するヒントがあります。</p>
<h3>詰まり現象について</h3>
<p>一番わかりやすい詰まり現象は、フィラメントが挿入されているのに溶融フィラメントが<strong>ノズルから出てこなくなる</strong>というものです。ただし、ホットエンドの部分的にしか詰っていないこともありますので注意が必要です。<strong>この部分的な詰まり</strong>が発生しているかどうかは、フィラメントのロード/アンロードは正常に行えるのでわかりにくいのですが、<strong>プリント中の</strong>積層状態から判断できます。 ノズル詰まりの初期には、溶融フィラメントがノズルから均一に押し出されていないとか、押し出された溶融フィラメントがカールしてノズルに付着するなどの兆候があります。</p>
<p>別の一般的な兆候としては、<strong>カチッという音</strong>または<strong>エクストルーダーからのカチカチという音</strong>が出ていることです。 エクストルーダーから出るカチッという音は、ステッピングモーターの負荷が高くなったときにステップをスキップしてしまう「脱調」という現象が起きていることがほとんどです。この脱調とはステッピングモータに設定したしきい値よりも大きなトルクが必要になったときに、途中まで回転させるための力が解放されて1回以上のステップをスキップしてその場で跳ね返る現象です。機械的な問題、電気的な問題、ソフトウェアの問題、ホットエンドの詰まりなどが考えられ、またはこれらの要因のいずれかの組み合わせである可能性があります。</p>
<div class="note-callout">重要なこととして、<strong>ホットエンドが詰まっていることと、ノズルが詰まっていることは同じではない&lt;/ strong&gt;ことを知っておいてください</strong>。詰まりは(ヒートシンクに挿入されている)PTFEチューブや他の場所で起きている可能性があるため、<strong>単にノズルを交換することは、この問題の抜本的な解決策とはなりません</strong>。</div>
<table>
<tbody>
<tr>
<td><img decoding="async" style="max-height: 400px; margin-left: auto; margin-right: auto; display: block;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/p-1000825-e.png" data-hd-height="400px" data-hd-align="center" /></td>
<td><img decoding="async" style="max-height: 330px; margin-left: auto; margin-right: auto; display: block;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/clo.png" data-hd-height="330px" data-hd-align="center" /></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>修理方法</h3>
<p>この問題に対処するには、主に3つの方法があります。 適切な方法を選択するに、まずはフィラメントをロード/アンロードできるかどうかを確認してください。 部分的な詰まりの場合は、溶融またはコールドプルすることができる事が多く、フィラメントのロードすらできないような厄介な詰まりの場合は、以下で説明する3番目の方法が必要になります。</p>
<p>これらの方法のいずれかを開始する前に、<strong>フィラメントをアンロード</strong>して、エクストルーダーから取り外します。作業を簡単にするために、フロントパネルで <em> LCD Menu -&gt; Settings -&gt; Move axis -&gt; Move Z-axis</em>を選んで<strong>上方に移動させておきます</strong>。</p>
<h4>コールドプル</h4>
<p>フィラメントを問題なくロード/アンロードできるが、それでもプリント中に問題が発生する場合は、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/cold-pull-mk3-s-mk2-5-s-mk3-5-s_2075">コールドプル (MK3/S/+, MK2.5/S, MK3.5/S)</a>手法を使用してホットエンドの内部をクリーニングします。</p>
<h4>詰まりの強制排除</h4>
<p>フィラメントをロードできない場合は、まず、ノズル温度を上げて詰まったフィラメントを軟化させてから押し出してみます。<strong>この作業を行う前に、フロントパネルでフィラメントのオートロード機能をOFFにしておくことをお勧めします。&nbsp;<em>LCD Menu -&gt; Settings -&gt; F. autoload</em></strong><em>。</em></p>
<ol>
<li>次の操作でノズルの温度を設定します&nbsp;<em>LCD Menu -&gt; Settings -&gt; Temperature -&gt; Nozzle</em>。設定温度は、PLAの場合は260℃に、PETGまたはABSの場合は280℃にします。</li>
<li>ノズル温度が設定温度になってから、さらに2分間待ちます - ノズル内部で溶融フィラメントがノズル先端から出て垂れ始めてきます。</li>
<li><strong>付属のノズル用の針</strong>(直径0.3mmから0.35mmのもの)を<strong>下からノズルに挿入します。</strong>詰まりを取り除くには、1〜2cmぐらい挿入する必要があります。<strong>針を挿入している間は、上から押したり、フィラメントをロードしたりしないでください。</strong></li>
</ol>
<div class="warning-callout"><span data-hd-color="rgb(0, 0, 0)"><span data-hd-color="rgb(0, 0, 0)">ノズルは高温になっていますので、手指などが触れないように注意してください</span></span></div>
<ol start="4">
<li>それでも問題が解決しない場合は、太さ1.5mm、長さ100mmの真っ直ぐで硬い金属ワイヤーを使用してみてください。それを上からホットエンドに挿入して、まず、当たるまでの距離を確認します。次に、当たったところからさらにゆっくり押して中にあるフィラメントをノズルに押し込みます。付属の最小のヘキサゴンレンチを使用することもできますが、長さが足りないので、フィラメントセンサーカバーを取り外して奥まで届くようにします。</li>
</ol>
<div class="warning-callout">この金属ワイヤーでの作業は、フィラメントを押し出すドライブギアやPTFEチューブを損傷させないように注意して慎重に行ってください。</div>
<p>次に、PLAフィラメントをロードしようとすると、新たに挿入したフィラメントによって内部に残ったフィラメントをノズルから押し出してくれるはずです。</p>
<h4>ホットエンドパーツの清掃</h4>
<p>うまくいかなかった場合は、詰まっているのがどこなのかを正確に特定することが重要です。前に述べたように、詰まったホットエンドは詰まったノズルと同じではありません。フィラメントはノズルより上でも詰まる可能性があります。</p>
<div class="tip-callout">詰まりを強制的に出し切ることができなかった場合でも、少なくとも、挿入したワイヤーの長さから、詰まっている場所がどのあたりから始まっているかを見積もることができます。</div>
<p>エクストルーダーアイドラードアを開き、フィラメントの一部がPTFEチューブから突き出ていないかどうかを確認します。</p>
<ul>
<li>MK2/Sの場合、バネが付いた <a href="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/Pi51Q431dI24DKDR.jpg">両方のM3x40ネジ</a> を外すとアイドラードアが自然に開きます。</li>
<li>MK3またはMK2.5の場合、六角形の窓の下にある <a href="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/pJ12NOO1UYDu2vej.jpg">両方のM3x40ネジ</a> を緩めます(バネも付いています)。</li>
<li>MK3SまたはMK2.5Sの場合、1本の <a href="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/3mQKqKUUYTLfaxL3.jpg">M3x40ネジ</a> を緩めます(これもスプリング付き)。</li>
</ul>
<h4><strong>フィラメントがPTFEチューブのところで詰まっている</strong></h4>
<p>フィラメントが白いテフロンチューブで詰まっている場合、エクストルーダーからホットエンドを取り出す必要があります。 分解するには<a href="http://help.prusa3d.com/ja/guide/how-to-replace-a-hotend-ptfe-tube-mk3s-mk3s-mk2-5s-mmu2s_21664">このガイド</a>を使ってください(ステップ2〜5)。ホットエンドが露出したまま、前にぶら下がる感じになります。パネルメニューでノズル温度を設定します：&nbsp;<em>LCD Menu -&gt; Settings -&gt; Temperatures -&gt; Nozzle (PLAを使用していた場合は260℃、PETGやABSを使用していた場合は280℃まで)</em>。そして、ラジオペンチでフィラメントをつまみPTFEチューブから引き上げて、フィラメントを取り外すことができるかどうかを確認します。&nbsp;</p>
<div class="warning-callout"><span data-hd-color="rgb(0, 0, 0)"><span data-hd-color="rgb(0, 0, 0)">高温になっている金属部分に触れないように注意してください！</span></span></div>
<p>場合によっては、PTFEチューブを取り外す必要があります。取り外すには <a href="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/YQ3xHHYCK3H3JXXa.jpg">黒いストッパー</a> をヒートシンク側に押すとチューブを押さえている爪が外れますので、ストッパーを押さえた状態でPTFEチューブを引き出します。</p>
<p>PTFEチューブが詰まりによって、またはそれを取り除く過程で傷が入ったり損傷している場合は、交換を考えた方が良いです。オンラインストアで<strong>新しいチューブを購入することができます </strong>(<a href="https://shop.prusa3d.com/en/mk3mk3s/929-hotend-ptfe-tube-mk25s-mk3s-mmu2s.html">MK3S, MK2.5S</a>) または (<a>MK2/S, MK3, MK2.5</a>) 。新しいPTFEチューブを挿入するときは、ストッパーで適切に固定されていることを再度確認してください。ストッパーを約1mm引き上げながら、PTFEチューブを押し下げる必要があります。 この作業により、ホットエンド内で<strong> PTFEチューブが移動できなくなり</strong>、遊びがなくなります。 <strong> PTFEチューブの固定がうまくいっていないと、詰まりを引き起こす原因になる場合があります。</strong></p>
<h4><strong>ノズル内でフィラメントが詰まっている</strong></h4>
<p>PTFEチューブが空の場合、ノズルに破片が詰まっている可能性があります。 ヒーターブロックからノズルを外します(外し方については、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/changing-or-replacing-the-nozzle-mk2-5-s-mk3-s-mk3-5-s_2069">このガイド</a>を確認してください)。ノズルをきれいにするには機械的に行うか化学的に溶剤を使って行うかの二通りのやり方があります。</p>
<ul>
<li>ノズルを機械的に洗浄するには、ホットエンドからノズルを取り外したら、ヒートガンまたは場合によってはヘアドライヤーを使用して加熱し、ラジオペンチまたはピンセットで付着物を取り除きます。</li>
</ul>
<div class="warning-callout">ノズルは過熱に注意してください。特に焼入れ硬化したノズルは、過熱により焼き鈍されてしまう可能性があります。</div>
<ul>
<li>PLAまたはABSを使用している場合は、ノズルを化学的に洗浄することができます。 ABSはアセトンに溶解し、PLAはテトラヒドロフランまたは酢酸エチルに溶解します。 ノズルをこれらの溶剤の1つに数時間浸してから、ラジオペンチまたはピンセットを使用してねばねばした塊を取り除きます。</li>
</ul>
<div class="note-callout">もちろん、フィラメントがホットエンドの別の部分、たとえばヒートブレイクで詰まった可能性があります。 その場合は、ホットエンドにアクセスして <a href="http://help.prusa3d.com/ja/guide/how-to-replace-a-hotend-ptfe-tube-mk3s-mk3s-mk2-5s-mmu2s_21664">取り外し</a> 、すべての部品を個別に(機械的または化学的に)洗浄するか、新品の組み立て済みホットエンドを購入してください (<a href="https://shop.prusa3d.com/en/mk3mk3s/932-assembled-hotend-e3d-mk3s.html">MK3S</a> または <a href="https://shop.prusa3d.com/en/mk3mk3s/208-assembled-hotend-e3d-mk3.html">MK3</a> または <a href="https://shop.prusa3d.com/en/mk2mk2s/120-assembled-hotend-e3d-mk2s-mk25.html">MK2/S, MK2.5</a>) 。<strong>作業内容を完全に理解している自信がないまま作業を開始することはお勧めしません。</strong> ホットエンドを元に戻すときに、ヒートシンク側のヒートブレイクに<a href="http://help.prusa3d.com/ja/guide/how-to-replace-a-heatbreak-heatsink-heaterblock-mk3s-mk3s-mk2-5s-mmu2s_16104#16687">サーマルペーストを塗布</a> するのを忘れないでください(パソコンのCPUとヒートシンクの間に塗るサーマルペーストと同種)。</div>
<div class="tip-callout"><strong>この問題を繰り返さないために</strong><a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/under-extrusion_2007">この記事</a>をチェックして、全てが正しく行われていることを確認してください。</div>


ノズル/ホットエンドの詰まり (MK3.5/S, MK3S+, MK2.5S)

<div class="warning-callout">これは&nbsp;<strong>高度なキャリブレーション</strong>であり、 &nbsp;<strong>経験豊富な</strong>ユーザーにのみお勧めします。</div>
<p>射出率(Extrusion Multiplier)を使用すると、押出し流量を微調整できます。これは、&nbsp;<strong>簡単に言えばノズルから出るフィラメントの量です</strong>。 つまり、PrusaSlicerの&nbsp;<strong>射出率</strong>&nbsp;設定とプリンターファームウェアの&nbsp;<strong>Flowrate</strong>&nbsp;設定は、同じことを調整する2つの方法ですが、これら2つの設定の一方を調整しても、もう一方の値には影響しません。</p>
<p><strong>この手順は、工場から出荷される新しいプリンタでは必要ありません</strong>が、特殊な用途やフィラメントのときに行います。 理想的な値は、素材の種類や色によっても異なります。 スプールごとに異なる場合もあります。 フィラメントの種類やブランドを頻繁に変更したり、安価な無名ブランドを使用したりする場合は、この点に注意してください。</p>
<div class="note-callout">トータルの流量 = ファームウェアの<strong>Flow multiplier</strong> (M221) x PrusaSlicerの<strong>射出量</strong>。<br />より詳細に調べられる方のための情報として、PrusaSlicer は、 <a href="https://manual.slic3r.org/advanced/flow-math">Slic3rのフロー計算</a> と同じ計算を行っていることをお伝えしておきます。</div>
<h3><strong>問題を見つける方法</strong></h3>
<p>このキャリブレーションは、以下の2つの一般的な問題を修正するときに行います。</p>
<ul>
<li><strong>過剰な射出</strong> - 押し出される材料が多すぎます（流量が高すぎ）。 それによりボトムレイヤーの傷跡とトップレイヤーの不必要な材料のダマが発生します。</li>
<li><strong>ところどころで射出不足</strong>&nbsp;- 十分な材料が押し出されていません（流量が低すぎ）。 レイヤー間や外周部のところに小さなギャップが発生します。</li>
</ul>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/under-ok-over.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/under-ok-over-600x282.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/under-ok-over-800x376.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/under-ok-over-300x141.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/under-ok-over-768x361.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/under-ok-over-1536x721.jpg 1536w" alt="" width="852" height="400"></p>
<p><strong>過剰な射出</strong>は多くのフィラメントで発生する一般的な問題です。 特に、2つに分割したモデルを接着しようとするときに問題が顕在化します。 <strong>トップレイヤーが過剰に押し出されると、表面が凸凹の不均一になり、2つのパーツを隙間なく密着できなくなります。</strong></p>
<h3><strong>キャリブレーション方法</strong></h3>
<p>PrusaSlicerで、<span class="key">フィラメント設定</span>タブを開き、射出率の項目を見ます。(PLAの)デフォルト設定は 1 です。この値はパーセンテージを表し、1 = 100％、0.95 = 95％などです。通常、調整範囲は0.9から1.1の間です。 調整するには、値を書き換えるだけです。</p>
<p><img decoding="async" style="max-height: 200px; display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/image-2019-1-15-12-55-6.png" data-hd-height="200px"></p>
<p>プリント中に、プリンターメーニューでTune -> Flowを選びます。 繰り返しになりますが、通常の値は90～110の範囲ですが、その範囲を超えて設定できないという意味ではありません。</p>
<h4>どちらの方法がよいか？</h4>
<p>射出率のキャリブレーションでのチェックできる方法は2つあり、この記事では両方について説明します:</p>
<ul>
<li><strong>正確な方法</strong>&nbsp; -&nbsp; ノギスやマイクロメータなどの精密測定器を使用します。</li>
<li><strong>目視での方法&nbsp;</strong>&nbsp;- プリント状態を目視でチェックする簡単な方法。</li>
</ul>
<p>どちらの方法を選ぶかはあなたの好みで決めてもらって構いません。どちらの方法を選んでも最終的には同じ結果が得られます。 つまり、簡易な目視での方法でも、トップレイヤーが完璧に平らでスムーズになり、合わせ面もフィットするパーツが作れるようになります。</p>
<h4>正確な方法</h4>
<div class="note-callout">次のガイドは、<strong>デフォルト</strong>のPrusaSlicer 0.4ノズルヲ使ったプロファイルを想定しており、積層高さは0.1mm～0.2mmであることに注意してください。つまり:<br />
- ノズル径 = 0.4<br />
- 射出幅 =&nbsp;0.45<br />
- 基本的な材料 (PLA, ABS, PETG) 射出率 = 1<br />
<strong>これよりも大きい/小さいノズルや、0.2mmを超えるレイヤーピッチで調整する場合は、条件で示す値も適宜変更する必要があります。</strong></div>
<ol>
<li> <a href="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/04/cube-40-40-40.zip">正確な方法のキューブ STL</a>をダウンロードします。</li>
<li>花瓶モード (Vase Mode) にして、最もよく使用するレイヤー高さに設定してプリントします。 花瓶モード (Vase Mode) にするには (プリント設定 →&nbsp; レイヤーと外周 →&nbsp; スパイラル花瓶)をチェックします。</li>
<li>各壁の中央で3点以上の測定を行い、全体の平均厚さを計算します。</li>
<li>次の式を使用して、射出率を計算します。: <strong>射出率 = (射出幅 (0.45) / 測定した平均壁厚)</strong>。</li>
<li>フィラメント設定 → フィラメントで射出率を変更します。</li>
<li>新しい設定で再度キューブをプリントし、必要に応じてステップ3に戻ります。</li>
</ol>
<p><img decoding="async" style="max-height: 220px; display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/micrometer-small-jpg.JPG" height="400" data-hd-height="220px"></p>
<div class="warning-callout">安価なデジタルノギスでは、しばしば壁の厚みを測定するには十分な精度が得られないことに注意してください。</div>
<h4>目視での方法</h4>
<p>この方法はツールは不要で、あなたの目だけが頼りとなります。 トップレイヤーが<strong>スムーズ</strong>で<strong>光沢があり</strong>、外周に<strong>傷やフィラメントのダマがない</strong>ことをチェックすることが大事です。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/destiky6.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/destiky6-600x374.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/destiky6-800x499.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/destiky6-300x187.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/destiky6-768x479.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/destiky6-1536x958.jpg 1536w" alt="" width="641" height="400"></p>
<ol>
<li> <a href="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/04/visual-method-cube.zip">目視用モデルSTL</a>をダウンロードします。</li>
<li>デフォルトのPrusaPLAプリセットを使用して0.20mmのレイヤー高さでスライスし、プリントします。</li>
<li>プリント後のキューブのトップレイヤーを目視と指先でなぞってチェックします。</li>
<li>トップが射出不足またはスムーズでないなら、その状態に応じて射出率を1～2％で調整します。</li>
<li>満足いくまで上記のステップを繰り返します。</li>
</ol>
<p>外周付近に&nbsp;<strong>多くの材料がたまっている場合</strong>&nbsp;、&nbsp;射出率の値を<strong>減らし</strong>&nbsp;ます。</p>
<p><img decoding="async" style="max-height: 390px; margin-left: auto; margin-right: auto; display: block;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/buildu.jpg" data-hd-height="390px" data-hd-align="left"></p>
<p>レイヤーのライン間に&nbsp;<strong>目に見える隙間がある</strong>&nbsp;場合、射出率の値を&nbsp;<strong>増やします</strong> (外周付近に微細な隙間があるのは問題ありません)。</p>
<p><img decoding="async" style="max-height: 430px; margin-left: auto; margin-right: auto; display: block;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/gaps.jpg" data-hd-height="430px" data-hd-align="left"></p>


射出率のキャリブレーション

1層目の問題

<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-768x768.jpg 768w" alt="" width="225" height="225"></strong></div>
<h3>概要</h3>
<div><strong>PETG</strong> は最も簡単にプリントできる材料の一つで、<strong>安価で初心者に適しています</strong>。 <strong>比較的高い靱性と耐熱性があるのでエンジニアリングパーツ</strong> (たとえばプリンターパーツ)のプリントに適しています。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ノズル温度:</strong> 1層目が230℃ 、2層目からは240℃</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ベッド温度:</strong> 1層目が85℃、2層目からは90℃</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>シート:</strong> パウダーコートされたテクスチャーもしくはサテンシートの使用を強くお勧めします。スムーズPEIシートにプリントすると密着が高すぎてシートが破損することがあります。</div>
<h3>詳細な説明</h3>
<div>
<p><a href="https://shop.prusa3d.com/en/prusament/801-prusament-petg-prusa-orange-1kg.html"><strong data-stringify-type="bold">PETG</strong></a> (グリコール変性ポリエチレンテレフタレート) は一般的に使われる工業用プラスチックであり、<strong>低価格と優れたプリント性</strong>で3Dプリンターユーザーに人気があります。 粘り強く、優れた耐熱性を備えています; PETGは、層間の接着が優れているので、さまざまな機械部品、ホルダー、クランプ、および防水部品のプリントに最も一般的に使用されています。</p>
<p>PETGは表面に光沢があり、プリントシートに強く接着し、<strong>収縮や反りが少ないため</strong>（熱膨張がほとんどない）、大型モデルのプリントに適しています。 さらに、それの持つ高い粘り強さと柔軟性により、<strong>割れにくい材料といえます</strong>。 また、耐熱性も優れており、PETG部品は屋内および多くの屋外での使用（80℃未満の温度）に適しています。 <strong>私たちのプリンターの樹脂パーツはPETGで作られています！</strong></p>
<p>PETGの最後のGは、製造プロセス中にグリコールで変性されていることを意味します。 グリコールを使用すると、PETの脆性が下がり、プリントが容易になり、半透明のプリントで透明性が高まります。 もちろん、グリコールを含まないPETフィラメントでもプリントできます。 しかし、PETのプリントは難しいだけで、何のメリットもありません。</p>
<div class="warning-callout">PETG自体は<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/food-safe-fdm-printing_112313">食品安全</a>とみなされる場合がありますが、他のすべての3Dプリントと同様に、時間の経過とともにバクテリアが成長する可能性のある微小な隙間が存在する積層構造です。 <strong>食品安全な（エポキシ）コーティング</strong>を施すことでこれを防ぐことができます。 また、食品を扱うことが意図された用途である場合は、ステンレスノズルでプリントする必要があります。</div>
<p><strong>PETG</strong>は<strong>食品業界</strong>で多く使われており、<strong>食品安全</strong>とみなされていますが、食器や食品と直接接触するその他のものをプリントする場合は、PETG（またはその他のフィラメント）はお勧めしません。 主な理由は、細菌の成長を助長する多数の微細な積層間の表面溝が存在するためです。 ただし、それでも3Dプリントされた皿が必要な場合は、<strong>表面をシールする特別な層を適用し</strong>（食品安全コーティング）、きれいなステンレスノズルでプリントすることをお勧めします。</p>
<p>一部のメーカーは、<strong>PETGをさまざまな添加剤で強化</strong>し、別の名前で販売しています。 たとえば、E3DによるSpoolworks EDGEは、添加剤を使用して変更されたPET/共重合ポリエステルのブレンド品です。 目標は、より良いビジュアル品質、積層間の密着強度など上げることです。</p>
<p>サポートされている材料特性を比較するには、 <a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">材料表</a>を参照してください。</p>
</div>
<table class="striped">
<tbody>
<tr>
<th>
<p>利点</p>
</th>
<th>
<p>欠点</p>
</th>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 容易なプリント</p>
</td>
<td>
<p>✖ 糸引き現象が出やすい</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 良好な層間接着力</p>
</td>
<td>
<p>✖ ブリッジやオーバハングの仕上がりが悪い</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ タフで耐久性がある</p>
</td>
<td>
<p>✖ 細かいパーツのプリントには不適</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 反りが少ない</p>
</td>
<td>
<p>✖ プリント面への強固な接着</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>✔ 高耐熱性</td>
<td>
<p>✖ 危険な化学物質に溶解</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>✔ 良好な耐水性、耐湿性</td>
<td>
<p>✖ サポートが剥がしにくい</p>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>ベストな用途</h3>
<p>PETGは広く使用されていますが、屋内と屋外の両方で使用される機械部品に特に適しています。 私たちのプリンターの樹脂パーツのプリントにはPETGを使用しています！ ペットボトルも似たような素材で作られています。</p>
<h3>うまくプリントするためのヒント</h3>
<p><strong>温度設定と冷却</strong></p>
<p>PLAとは異なり、<strong>PETGには加熱ベッド（85℃）が必要です</strong>。 PETGのブリッジとオーバーハングの仕上がりは一般的に悪く、さらに糸引きが現象が出やすいです。 糸引きは、より早いリトラクションとより低いノズル温度で抑えられますが、<strong>うまく動作するようにチューニングされたPrusaSlicerプロファイル</strong>の使用をお勧めします。 <strong>PETGプリントでは冷却方法が重要なポイントです</strong>。冷却により、精細なモデルが可能になり、糸引きや垂れを防ぐことができます。 ただし、モデルの強度が気になる場合は、逆にプリントファンをオフにしてみてください。 フィラメント温度が高いほど、層間の結合が改善され、機械的性質が向上します。 それ以外の場合は、変形を防ぐためにプリントファンをオフにして最初の数層をプリントし、次にプリントファンを半分の速度で動かすことをお勧めします。 </p>
<div class="warning-callout">粘着力が強すぎて壊れる可能性があるため、<strong>スムーズPEIシートにプリントしないでください！</strong></div>
<p><strong>プリント表面の準備</strong></p>
<p><a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/pei-print-surface-preparation_2203">別の記事</a>で説明されているように、プリントする面がきれいであることを確認してください。 <strong>パウダーコートされたプリントシートの1つを使用することをお勧めします。 粘着力が強くなりすぎることがあるため、スムーズPEIシートにプリントしないでください。</strong> どうしてもスムーズPEIシートを使用する場合は、プリントする前にプリント面にスティックのりを塗ってください。</p>
<p><strong>ソリッドパーツには、外周の数を増やしてください</strong></p>
<p>真にソリッドなパーツをプリントする場合は、インフィルを追加するのではなく、<strong>外周の数を増やして</strong>みてください。</p>
<h3>ポストプロセス</h3>
<p>PETGは、乾式と湿式の両方で簡単に研磨できます。</p>
<p><strong>PETGの溶解</strong></p>
<p><strong>PETGの溶解と平滑化</strong>は、熟練者が <strong>危険な化学物質</strong>（ジクロロメタン）を使用可能なラボ施設で作業することが必要になります。</p>
<h3>サンプルプリント</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 954px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-1-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-1-1-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-1-1-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-1-1-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-1-1-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800"></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-jet-black-1kg.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-jet-black-1kg-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-jet-black-1kg-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-jet-black-1kg-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-jet-black-1kg-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800"></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>MMU (マルチマテリアルユニット)</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>電装カバーと他のプリンターパーツ</em></td>
</tr>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-2.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-2-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-2-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-2-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-2-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800"></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-3.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-3-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-3-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-3-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-prusa-orange-1kg-3-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800"></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>ウクレレ</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>多くのメカニカルパーツ</em></td>
</tr>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px; text-align: center;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-1-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-1-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-1-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-1-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800"></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px; text-align: center;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-petg-urban-grey-1kg-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800"></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>電子パーツ</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>ボックスや整理箱</em></td>
</tr>
</tbody>
</table>


PETG

Original Prusa i3 MK3S/MK3S+ to MK3.5 upgrade [進行中の翻訳]

組立てガイド

基本的なキャリブレーション

高度なキャリブレーション

パーフェクトプリントを実現するための、3Dプリンターを調整する方法を学ぶために知っておく必要のあるすべての情報。

キャリブレーション

プリンターの説明

プリンターの機能

shop.prusa3d.comで購入する前または後に興味があるかもしれないFAQおよび他の有用な情報

一般情報

3Dプリンターとその機能の基本的な概要に加えて、PrusaResearchの一般的な情報。

あなたのプリンターについて

3Dモデル

材料ガイド

プリンターメンテナンス

Prusa Connect [進行中の翻訳]

このセクションでは、材料ガイド、プリンタのトラブルシューティング、およびプリンタの使用に関する一般的な情報を見つけることができます。

このプリンターを使用

プリント品質のトラブルシューティング

QR Error codes [進行中の翻訳]

プリンタートラブルシューティング

Description of how to recognize and solve common problems, especially hardware and electronics related. [進行中の翻訳]

Troubleshooting [進行中の翻訳]

ノズル

Octoprint

Learn about different nozzles, Raspberry Pi connection, Octoprint and more. [進行中の翻訳]

3rd party accessories [進行中の翻訳]

About [進行中の翻訳]

General [進行中の翻訳]

User interface [進行中の翻訳]

トップツールバー

プリント設定

Filament settings [進行中の翻訳]

Advanced options [進行中の翻訳]

PrusaSlicerスライシングソフトウェアの公式ドキュメント。 基本構成からモディファイヤメッシュなどの詳細設定まで。

PrusaSlicer

1. はじめに

2. 部品の確認

3. プリンタの分解

4.xBuddyボードの取り付け

5. xLCD & PSU の組み立て

6. ヒートベッドのアップグレード

7.エクストルーダーのアップグレード

8. プリフライトの確認

MK3.5アップグレードの マニュアル変更ログ

<p>Original Prusa i3 プリンターは、E3D V6ホットエンドを使用しています。 これらは、E3D V6 ホッとエンドに対応したノズルであれば、殿のずるでも装着可能です。プリンターに付属のノズルはE3D V6 0.4mm 真鍮ノズルですが、他のタイプや <a href="https://blog.prusaprinters.org/everything-about-nozzles-with-a-different-diameter_8344/">穴径</a> も使用できます。 <strong>以下の手順はOlsson Ruby以外の全てのノズルで共通です。&nbsp;</strong></p>
<div class="warning-callout"><strong>Olsson Rubyノズルを交換するには、</strong> <a href="https://support.3dverkstan.se/article/66-the-olsson-ruby-instructions-for-use">3DVERKSTANの公式サイト</a> にある指示に従ってください。そうしないと損傷する可能性があります!</div>
<h3>ノズルを変える理由は？</h3>
<p>ノズルを交換する理由は、大きく分けて2つあると考えられます。:</p>
<ul>
<li>ノズルが磨耗しているので交換が必要</li>
<li>ノズルの種類や径を変えてプリントしたい</li>
</ul>
<div class="tip-callout">真鍮製のノズルで研磨材をプリントするのでなければ、純正の真鍮製ノズルは何百時間でもプリントすることができます。目詰まりを解決するために比較的新しいノズルを交換することは解決策ではありません！</div>
<div>純正の0.4mmノズルを装着した Original Prusa i3プリンターは、<a href="https://www.prusa3d.com/product/nozzle-e3d-v6-0-4-mm/">can be found in the eshop</a> または <a href="https://www.prusa3d.com/product/nozzle-0-4/">an alternative 0.4mm nozzle</a>  i3 と MINI/+ プリンターに対応したものを提供しています。</div>
<h3>必要なツール</h3>
<ul>
<li>2.5 mm 六角レンチ（組立式プリンター、キットに付属しています）</li>
<li>7 mm スパナ／ソケットまたはペンチ（7mmスパナ／ソケットは組立式プリンターおよびキットに付属していません）</li>
<li>17 mm スパナ（組立式プリンターやキットには付属していません）</li>
<li>小皿またはアルミホイル（組み立て式プリンターやキットには付属していません）</li>
</ul>
<h3>手順</h3>
<p>以下の手順は、ファームウェアのバージョンが 3.12.0 以上であることを前提としています。ファームウェアのバージョンが古い場合は、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/how-to-update-firmware-mk3s-mk3s-mk3_2227"> 最新バージョンへのアップグレード</a> をお勧めします。新しいバージョンのファームウェアをフラッシュしなかった場合は、ステップ3の代わりに「ステップ3の代替」を除き、手順通りに操作してください。</p>
<div class="note-callout"><strong>この手順を正確に守ってください！</strong>このステップを省略すると、本記事の最後で説明する漏れや押し出しの問題が発生する可能性があります。</div>
<ol start="1">
<li>フィラメントが装填されている場合は、 <em>LCD Menu - Unload Filament</em> からアンロードします。オプションで <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/cold-pull-mk3-s-mk2-5-s-mk3-5-s_2075">コールドプル (MK3/S/+, MK2.5/S, MK3.5/S)</a> を実行します。</li>
<li><em>LCD Menu - Settings - HW Setup - Nozzle Change</em> と進みます。
<ol type="a">
<li>プリンターには、本ガイドへのリンクが表示されたメッセージが表示されます。</li>
<li><strong>LCDエンコーダをクリックする</strong>: を選択すると、プリンターはオートホームに戻り、その後Z軸は最上位に、X軸はセンターに移動します。その間、プリンターは自動的にノズルを <strong>280 °C</strong> まで加熱します。そのためにはノズルの加熱が欠かせません。</li>
<li>ノズルが一旦 <strong>280 °C</strong> になると、プリンター画面に次のメッセージが表示されます： "<strong>Hotend at 280C! Nozzle changed and tightened to specs?（Hotendが280℃になりました！ノズルを交換し、仕様通りに締め付けましたか？）</strong>"。 この時点ではLCDエンコーダーをクリックしないでください。</li>
</ol>
<li>
<li>プリントファンのネジ2本と、ファンシュラウドを固定しているネジ1本を外します。両方の部品を取り外します (下記写真参照).</li>
</ol>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2023/06/85adeda53781f1c8b8e5ad32a6c8d6c6.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="Changing or replacing the nozzle (MK2.5S/MK3S/MK3S+) review" alt="" width="600" height="403" loading="lazy" /></p>
<p>ステップ2 の代替案：ファームウェアのバージョンが3.11.0までしかインストールされていないため、ステップ3を実行できなかった場合、エクストルーダー（Z軸）をできるだけ高くしてノズルへのアクセスを良くしてください： <em>LCD Menu - Settings - Move Axis - Move Z</em> へ進みます。 <strong>ノブ</strong> を回転させ高さを調整します。その後、<em>LCD Menu - Settings - Temperature - Nozzle</em> から、ノズルを <strong>280 °C</strong> まで予熱します。 そのためには、ノズルの加熱が欠かせません。</p>
<div class="warning-callout">注意：加熱された部品は、重度のやけどを引き起こす可能性があります！</div>
<ol start="4">
<li>17mmスパナ(M10)またはモンキーレンチでヒータブロックを保持します。</li>
</ol>
<div class="warning-callout">ホットエンドヒーターとサーミスターの線周りは <strong>壊れやすい</strong> ので特に注意してください。 作業中に線を切ってしまったり <strong>スパナでヒーターをショートさせてしまうことがあります!</strong></div>
<ol start="5">
<li>付属のラジオペンチを使用してノズルのネジを緩めて外します。オンラインストアのE3Dノズルを使用している場合は、7mmスパナ(M4)または7mmソケットレンチを使用してください。 <strong>外してしばらくはノズルは熱いままなので注意してください！ 表面が不燃性のものの上に置き、作業の邪魔にならないところに置いてください。</strong></li>
<li> プリンターが手順3cの画面のままであること、設定温度 (280℃)が変わっていないことを確認してください。スパナでヒーターブロックを保持して、新しいノズルを慎重にねじ込み、静かに、でもしっかりと締め付けます。<strong>過度の力は加えないでください!</strong></li>
</ol>
<div class="tip-callout">弊社のサービスチームとアセンブリチームでは、定格が1〜5 N·mのトルクレンチを使用して <strong>2.5N·m</strong>(ニュートンメートル)<strong>の力でノズルを締め付けています</strong> 。</div>
<h3>最終チェック</h3>
<p>ノズルとヒータブロックの間には<strong>必ず隙間 (〜0.5 mm) が必要です</strong> (左側の写真)。ノズルは、加熱しながらヒーターブロックで増し締め/固定し、<strong>ヒートブレイクと隙間がないロック状態になっている</strong> 必要があります (右側の図)。 そうなっていないと、溶融フィラメントが隙間から漏れでてきてしまいます (中央の図)。</p>
<p>ノズルを交換した後は、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/first-layer-calibration-i3_112364">1層目のキャリブレーション</a> をやり直した方が良さそうな場合もあります。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 39.2947%;"><img decoding="async" style="float: left;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ljZASfpEuJDMIZZo_8643_painted.jpeg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ljZASfpEuJDMIZZo_8643_painted-300x300.jpeg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ljZASfpEuJDMIZZo_8643_painted-400x400.jpeg 400w" alt="" width="300" height="300" loading="lazy" /></td>
<td style="width: 60.7053%;"><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/526a59ae1e9dcd1b_painted.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/526a59ae1e9dcd1b_painted-300x136.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/526a59ae1e9dcd1b_painted-600x272.png 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/526a59ae1e9dcd1b_painted-768x348.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/526a59ae1e9dcd1b_painted-800x363.png 800w" alt="" width="772" height="350" loading="lazy" /></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>ビデオ解説</h3>
<div>&nbsp;</div>
<div class="embed-container" style="position: relative; padding-bottom: 56.25%; height: 0; overflow: hidden; max-width: 100%;"><iframe style="position: absolute; top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%;" src="https://www.youtube.com/embed/txt6sxV6X88" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></div>


ノズルの変更・交換 (MK2.5/S, MK3/S/+, MK3.5/S)

<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-asa-jet-black-850g.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-asa-jet-black-850g-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-asa-jet-black-850g-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-asa-jet-black-850g-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-asa-jet-black-850g-768x768.jpg 768w" alt="" width="225" height="225" /></strong></div>
<h3>基本情報</h3>
<div><strong>ASA</strong>は、高い耐紫外線性と耐温度性を持つため、屋外での使用に適したテクニカルマテリアルです。より危険な薬品に溶ける他の素材とは異なり、<strong>ASAはアセトンに溶かすことができます。</strong>この素材の主な欠点は大きな反りであり、より高い周囲温度でプリントする必要があります。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ノズル:</strong> 260 &deg;C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ベッド温度:</strong>&nbsp;ファーストレイヤー105 &deg;C、他の層は110 &deg;C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>ヒートベッド: スティックのりには、スムースPEIシートまたはパウダーコートPEIシートを使用します。</strong></div>
<h3>概要</h3>
<p><a href="https://www.prusa3d.com/category/prusament-asa/">ASA</a>（アクリルスチレンアクリロニトリル）は、ABSの後継とされる技術材料です。ABSに比べ、ASAはより耐紫外線性が高く、反りが少なく、匂いもあまりしません。ASAは丈夫で弾力性のある素材で、耐紫外線性と耐熱性（最高93℃）があるため、屋外での使用や技術部品の製造に適しています。例えば、当社のMK3Sプリンタ <a href="https://www.prusa3d.com/cs/produkt/fan-shroud-bl-mk3s-mmu2s-mk2-5s/">ファンシュラウド</a>をご覧ください。ASAのもう一つの大きな利点は、アセトン蒸気への溶解性で、これを利用して滑らかで光沢のある仕上がりにすることができます。これは、モデルに素晴らしい外観だけでなく、異なる機械的特性を与えます（私たちの<a href="https://blog.prusaprinters.org/improve-your-3d-prints-with-chemical-smoothing_36268/">ケミカルスムージングについての記事</a>を参照してください）。</p>
<p>ASAの主な欠点は、オブジェクトと周囲の温度差によって生じる大きな反りです。また、ASAはプリント時に危険なガスを発生させる可能性があるため、プリンタは風通しの良い場所に置く必要があります。ASAは、湿式でも乾式でも簡単にサンディングすることができます。</p>
<div class="warning-callout">ASAのプリントを成功させるためには、特定の条件が必要です。この材料からは、健康に害を及ぼす可能性のあるガスや物質が発生するため、十分に換気された部屋でプリントを行うことが重要です。ただし、換気をする際には、プリントオブジェクトの周囲にすきま風を立てないようにしてください。</div>
<p>ASAでのプリント方法については、<a href="https://blog.prusaprinters.org/asa-prusament-is-here-learn-everything-about-the-successor-to-abs/">弊社徹底解説記事</a>で詳しく解説しています。</p>
<p>また、対応する素材特性の比較は、<a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">素材表</a>をご覧ください。</p>
<table class="striped">
<tbody>
<tr>
<th>
<p>長所</p>
</th>
<th>
<p>短所</p>
</th>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 高い紫外線耐性</p>
</td>
<td>
<p>✖ 著しい反り</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 高い耐熱性</p>
</td>
<td>
<p>✖ 大型部品のプリントには筐体が必要</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 糸引きのない細かなプリント</p>
</td>
<td>
<p>✖ 危険性のあるガス (スチレン)</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ アセトンによる平滑化、接着の可能性</p>
</td>
<td>
<p>✖ 高温でのプリント</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>✔ 後処理が容易（サンディング、カッティングなど）</td>
<td>
<p>✖ 部分的に吸湿性がある（水分を吸収する）</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>✔ 高い耐衝撃性、耐摩耗性</td>
<td>&nbsp;</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>最適な使用方法</h3>
<p><strong>ASA</strong>は、屋外での使用や技術部品の製造に適しています。</p>
<h3><strong>プリントを成功させるためのヒント</strong></h3>
<p><strong>高い周囲温度を保つようにする</strong></p>
<p>ベッドは少なくとも100℃に加熱する必要があり、プリンタはより高い周囲温度を保つためにエンクロージャの中にある必要があります。エンクロージャがない場合は、1つ簡単な代替手段があります：<a href="https://www.prusa3d.com/prusaslicer/">PrusaSlicer</a>で、スカートの値をできるだけ高く設定します。これは、オブジェクトの周りに壁を作り、モデルをわずかに暖かく保ち、反りを緩和することができます。換気されていない筐体で大量のASAをプリントすると、ファンシュラウドやエクストルーダーのプラスチック部品が時間の経過とともに変形する可能性があることに留意してください。これは、性能に影響を与えたり、問題を引き起こす可能性があります。</p>
<div class="tip-callout">&nbsp;<a href="https://www.prusa3d.com/product/original-prusa-enclosure-3/">Original Prusa Enclosure</a>は、弊社e-shopで購入することができます。</p>
<p>また、<a href="https://www.prusaprinters.org/cheap-simple-3d-printer-enclosure/">make your own enclosure</a>することも可能です。</p>
</div>
<p><strong>HIPSを使ったプリント</strong></p>
<p><strong>ASAは私たちのプリントシート（スムース、テクスチャ）に非常によく付着します</strong>が、ガラスのような他のプリントシートでは、ASA（または<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/abs_2058">ABS</a>）を溶解したアセトンの層が必要になるかもしれません。url=https://www.prusa3d.com/product/original-prusa-i3-mmu2s-upgrade-kit-for-mk2-5-mk3s-org/|title=MMU2S]でプリントする場合、サポートに<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/hips_167118">HIPS</a>を使用できます - この材料はASAと同様のプリント設定を持ち、リモネンで簡単に溶解することができます。</p>
<div class="warning-callout">パウダーコートシートにアセトンやABS/ASAのジュースをつけないでください。</div>
<h3><strong>ケミカルスムージング</strong></h3>
<p>ASAは後加工に適した素材です。湿式・乾式のサンディングだけでなく、アセトンで接着・溶着したり、アセトンの蒸気でスムージングしたりすることもできます。スムージングされたモデルは、車のラッカーで処理されたような、あるいは射出成形されたような光沢のある表面になります。しかし、プリントオブジェクトは通常、平滑化によってディテールやシャープなエッジが失われる傾向にあります。ケミカルスムージングについては、<a href="https://blog.prusaprinters.org/improve-your-3d-prints-with-chemical-smoothing_36268/">ケミカルスムージングについての記事</a>で詳しく解説しています。</p>
<h3>プリントサンプル</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 572px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/holder-v-orange-772x1024-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/holder-v-orange-772x1024-1-302x400.jpg 302w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/holder-v-orange-772x1024-1-452x600.jpg 452w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/holder-v-orange-772x1024-1-226x300.jpg 226w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/holder-v-orange-772x1024-1-768x1019.jpg 768w" alt="" width="772" height="1024" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533187-1024x577-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533187-1024x577-1-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533187-1024x577-1-800x451.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533187-1024x577-1-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533187-1024x577-1-768x433.jpg 768w" alt="" width="1024" height="577" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>機械的な部品</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>アセトンスムージングされたオブジェクト</em></td>
</tr>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 236px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533094-1024x577-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533094-1024x577-1-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533094-1024x577-1-800x451.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533094-1024x577-1-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533094-1024x577-1-768x433.jpg 768w" alt="" width="1024" height="577" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 236px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533194-1024x577-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533194-1024x577-1-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533194-1024x577-1-800x451.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533194-1024x577-1-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/P1533194-1024x577-1-768x433.jpg 768w" alt="" width="1024" height="577" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>ファンシュラウド (耐高温部品)</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>屋外での部品（耐紫外線）</em></td>
</tr>
</tbody>
</table>


<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b-800x451.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b-768x433.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b-1536x865.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b-2048x1154.jpg 2048w" alt="" width="400" height="225" /></strong></div>
<h3>基本情報</h3>
<div><strong>フレキシブル材料</strong>は、その<strong>優れた柔軟性、粘り強さ、および耐薬品性</strong>が特徴です。 これらの材料は比較的珍しく、高価であり、プリントが非常に難しいため、主に上級ユーザーに適しています。</p>
<p><strong>推奨ノズル温度</strong>：230°C-245°C（材料の硬度とブランドによって異なります）。</p>
<p><strong>推奨ベッド温度</strong>：60°C-75°C（オブジェクトのサイズによっては、オブジェクトが大きいほどベッド温度を高くする必要がある傾向があります）。</div>
<h3>説明</h3>
<p><a href="https://www.prusa3d.com/category/flex/">フレキシブルフィラメント</a> は、<strong>化学的および機械的に耐性のある</strong>材料です。各々の層間は強力に結合し、優れたプリント面の密着性があります（TPUおよびTPEEにのみ適用されます）。これらの品質のため、パウダーコートされたシートにプリントするか、プリント面に特殊なセパレーター（スティックのりまたはカプトンテープ）を使用する必要があります。フレキシブルフィラメントは<strong>TPE</strong>（熱可塑性エラストマー）材料ですが、<strong>TPU、TPEE</strong>などのさまざまな名前で配布されています。たとえば、TPUは基本的にTPE材料のサブタイプであり、TPUとTPEの主な違いはその<strong>ショア硬度</strong>です。TPUは通常、ショア硬度60A～90A程度です。一般的に言えば、<strong>フィラメントが柔らかいほど、プリントが難しくなります</strong>。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 296.533px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 278.133px;">
<td style="width: 98.794%; height: 278.133px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/11/shore-hardness.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/11/shore-hardness-600x209.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/11/shore-hardness-800x279.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/11/shore-hardness-300x105.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/11/shore-hardness-768x268.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/11/shore-hardness.jpg 1600w" alt="" width="800" height="279"></td>
</tr>
<tr style="height: 18.4px;">
<td style="width: 98.794%; text-align: center; height: 18.4px;"><em>Shore hardness scale, source: smooth-on.com</em></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>柔軟なフィラメントは通常、<strong>摩耗</strong>（引っかき傷）に対して非常に<strong>耐性</strong>があり、寒い環境でも<strong>柔軟性を維持し</strong>、<strong>さまざまな溶剤に対して優れた耐性</strong>を示します。寸法は安定しており、<strong>縮みや反り</strong>はほとんどありません。それらの<strong>粘り強さと引張強度は優れています</strong>。3Dプリントされた部品は、破損する前に大きな応力に耐えることができます。これらの特性により、スペーシングワッシャーやその他の高応力部品のプリントに適しています。適切なプリント設定を使用すると、スタンプ、RCタイヤ、靴底、ベルトなどをプリントできます。</p>
<p>一部の非常に柔らかいフレックス材料は、ベッドに過度に接着する可能性があり、PEIの損傷を防ぐために、セパレータとしてベッドにスティックのりを使用する必要があります。良い代替案は、<strong>テクスチャードばね鋼シートを使用すること</strong>です。</p>
<p>柔軟なフィラメントを使用したプリントは、プリント中のさまざまな課題を考慮して、<strong>経験豊富なメーカーだけをお勧めします</strong>。頻繁なノズルの詰まり、不十分なブリッジングとオーバーハングの特性、エクストルーダーのギアへのフィラメントの絡まり、糸引き、およびにじみについて話します。</p>
<p>サポートされている材料特性を比較するには、 <a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">材料表.</a>を確認してください。</p>
<table class="striped" style="height: 368px; width: 100%;">
<tbody>
<tr style="height: 50px;">
<th style="height: 50px; width: 47.0514%;">
<p>長所</p>
</th>
<th style="height: 50px; width: 52.0703%;">
<p>短所</p>
</th>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">
<p>✔ 柔軟性 &amp; 粘り強さ</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ 非常にプリントしにくい</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">
<p>✔ 寸法安定性（低収縮）</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ 低プリント速度</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">
<p>✔ 良好な層間密着</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ 非常に悪いブリッジとオーバーハング</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">
<p>✔ 高い機械的および化学的耐性</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ サポートの取り外しが難しい</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">&nbsp;</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ 糸引き</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">&nbsp;</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ 吸湿性素材（吸湿性）</p>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>最適な使用法</h3>
<p>フレキシブルフィラメントの最適な使用法は、<strong>スペーシングワッシャー</strong>やその他の高応力部品のプリントです。 適切なプリント設定を使用すると、<strong>スタンプ、RCタイヤ、靴底、ベルトなど</strong>をプリントできます。</p>
<h3>柔軟なフィラメントで印刷を成功させるための重要なルール</h3>
<ol>
<li><strong>ノズルが遮られていないことを確認してください。</strong> よくわからない場合は、コールドプルを実行して完全にクリーニングしてください。</li>
<li><strong>アイドラーを緩め</strong>て、ギアがフィラメントを非常に穏やかに押し込むようにします。 強く押しすぎると、フィラメントがギアに絡まる可能性があります</li>
<li><strong>スムーズシートまたはサテンのシートにプリントする場合は、その上に分離層を適用します</strong>（スティックのりまたはカプトンテープが機能するはずです）。パウダーコートされたテクスチャーシートには分離層は必要ありません。プリントはきれいに貼り付けられ、表面に損傷を与えることなく簡単に取り除くことができます。</li>
<li><strong>ゆっくりプリント</strong>してください。 遅いほど良いです。 フレキシブルフィラメントの一般的な速度は通常20mm/ sで、推奨される最大速度は30〜40 mm/sです。 高速では、ノズルが詰まったり、フィラメントがギアに絡まったりする危険があります。 オリジナルのPrusaプリンターの場合、適切な速度設定を持つ「SemiflexまたはFlexfill98A」または「FilatechFilaFlex40」プロファイルを使用することをお勧めします。</li>
<li><strong>ノズル温度を5°C上げると、</strong>フィラメントの抵抗が下がります。 プリント冷却をオフのままにします。</li>
<li><strong>フィラメントを乾燥状態に保ちます</strong>。 フレキシブルフィラメントは湿気を吸収する傾向があり、吸湿するとプリントが困難になる可能性があります。</li>
</ol>
<h3>プリントを成功させるためのヒント</h3>
<p><strong>柔らかさとスライサー設定</strong></p>
<p>より<strong>良い機械的抵抗</strong>が必要ですか？ PrusaSlicerでより多くの塗りつぶしと周囲長を設定します。 ただし、材料の柔軟性を維持する必要がある場合は、周囲と上/下の層の数を減らすようにしてください。 ただし、柔軟なフィラメントはブリッジングやオーバーハングが得意ではないことに注意してください。 薄い層と不十分なブリッジングの組み合わせは、醜い穴や突起につながる可能性があります。</p>
<p><strong>リトラクション</strong></p>
<p>&nbsp;<a href="https://www.prusa3d.com/page/prusaslicer_424/"><strong>PrusaSlicer</strong></a>とは異なるプログラムを使用する場合は、リトラクトを少し調整してみてください。 引き込みが少ないほど、ノズルの詰まりやフィラメントのもつれのリスクが低くなります。 リトラクトを完全にオフにしてから、リトラクトを上げながら結果を確認してもかまいません。</p>
<p><strong>サポート構造</strong></p>
<p>サポートは、Z軸により多くのスペースを必要とする場合があります。<strong> 0.3mmに増やして</strong>みてください。 モデルに近いサポートは、モデルに強くくっついて、剥離するのが難しい場合があります。 「オブジェクトとそのサポート間のXY分離」を少なくとも100％に増やします。</p>
<p><strong>フィラメントセンサー</strong></p>
<p>自動フィラメント交換は、柔軟なフィラメントでは正しく機能しない可能性があることに注意してください。</p>
<p>フレキシブルフィラメントを使用したプリントについてもっと知りたい場合は、&nbsp; <a href="https://blog.prusaprinters.org/how-to-print-with-flexible-filament_29672/">私たちのブログを</a>チェックしてください。</p>
<h3>プリントサンプル</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 636px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b-800x451.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b-768x433.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b-1536x865.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/3f94064c7146080b-2048x1154.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1419" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Flex.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Flex-300x300.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Flex-400x400.png 400w" alt="" width="420" height="420" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">スタンプ、ホース、タイヤ</td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">フィラメントの柔軟性の例</td>
</tr>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/029046b36ce8993c.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/029046b36ce8993c-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/029046b36ce8993c-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/029046b36ce8993c-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/029046b36ce8993c-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/029046b36ce8993c-1536x1152.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/029046b36ce8993c-2048x1536.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1890" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/daed7deea109f664.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/daed7deea109f664-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/daed7deea109f664-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/daed7deea109f664-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/daed7deea109f664-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/daed7deea109f664-1536x1152.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/daed7deea109f664-2048x1536.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1890" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">RCタイヤ</td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">GoProと携帯プロテクトスリーブ</td>
</tr>
</tbody>
</table>


柔軟な材料

<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da-800x450.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da-768x432.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da-1536x864.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da-2048x1152.jpg 2048w" alt="" width="399" height="225"></strong></div>
<h3>Basic info</h3>
<div><strong>ABS</strong> は 高い強度と耐熱性を持っており、<strong>機械的に負荷がかかる部品のプリントに適しています。</strong><strong>アセトン</strong>で表面を平滑にすることができます。主な欠点は、大きく反りやすい点と、有毒なガスが出ることです。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨するノズル温度:</strong> 255 °C&nbsp;</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨するベッド温度:</strong> 100 °C, プリントするオブジェクトの大きさに応じて、ベッドの温度を80～110℃の間で設定できます（プリントするオブジェクトが大きい場合は、温度を高めにしてください）。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>ヒートベッド: スティックのりと、スムースシートまたはパウダーコートPEIシートを使用します。</strong></div>
<h3>説明</h3>
<p><a href="https://www.prusa3d.com/category/asa-abs/">ABS</a><strong>ABS</strong>（Acrylonitrile Butadiene Styrene）は、基本的にASAの前身となる素材です。ABSは一般的に、安価で丈夫な機械部品（レゴブロック、自動車部品、携帯電話部品など）に使用されています。この材料は<strong>粘り気があり、温度にも強いので、</strong>エンジニアリング部品などに適しています。<strong>ASA</strong>と比較すると、耐紫外線性がやや劣り、プリント時の反りや臭いが大きくなります。屋外で使用するABS部品は、経年変化で黄色っぽくなり、もろくなるので注意が必要です。</p>
<div class="warning-callout">ABSのプリントを成功させるには、特殊な条件が必要です。この材料からは、健康に害を及ぼす可能性のあるガスや物質が発生するため、十分に換気された部屋でプリントを行ってください。ただし、換気をする際には、プリントオブジェクトの周囲から風があたらないようにしてください。オブジェクトに対して悪影響を与えます。</div>
<p>対応する素材特性の比較は</p>
<p> <a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">material table.</a></p>
<table class="striped">
<tbody>
<tr>
<th>
<p>メリット</p>
</th>
<th>
<p>デメリット</p>
</th>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 高い粘着性 &amp; 機械的耐久性</p>
</td>
<td>
<p>✖ オブジェクトが反りやすい</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 高い耐熱性</p>
</td>
<td>
<p>✖ プリンタエンクロージャーが必要</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 後処理が容易</p>
</td>
<td>
<p>✖ 危険性のあるガスの発生 (スチレン)</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ アセトンによる平滑化、接着が可能</p>
</td>
<td>&nbsp;</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>最適な使い方</h3>
<p>ABSの最適な用途は、優れた耐熱性と機械的耐久性を必要とする安価な技術部品や、アセトンスムージングが必要な部品をプリントすることです。</p>
<h3><strong>プリントを成功させるためのポイント</strong></h3>
<p><strong>高い周囲温度を保つようにしてください。</strong></p>
<p>ベッドは<strong>少なくとも100℃まで加熱する必要があり、</strong>プリンタはより高い周囲温度のエンクロージャー内部に設置する必要があります。</p>
<div class="tip-callout">当社のeshopからもご購入いただけます。 <a href="https://www.prusa3d.com/product/original-prusa-enclosure-3/">Original Prusa Enclosure</a> </p>
<p>または、こちらもぜひ参照ください。 <a href="https://www.prusaprinters.org/cheap-simple-3d-printer-enclosure/">make your own enclosure</a>.</p></div>
<p>もし、エンクロージャーがない場合は、<strong>PrusaSlicer</strong>でスカートの値をできるだけ高く設定するという方法が簡単です。これにより、モデルの温度が少し上がり、反りを軽減することができます。筐体内でプリントすると、<a href="https://www.prusa3d.com/cs/produkt/fan-shroud-bl-mk3s-mmu2s-mk2-5s/">ファンシュラウド</a>や他のプラスチックパーツが変形する可能性があります。これは、プリンタの機能に影響を与える可能性があります。万が一、プラスチックパーツが変形しやすい場合、より耐熱性の高い素材からプリントすることをお勧めします。例えば <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/polycarbonate-pc_165812"><strong>Prusament PC Blend</strong></a>です。</p>
<p><strong>熱収縮</strong></p>
<p>ABSでプリントしたパーツは、<strong>クールダウン後に若干収縮する傾向があります</strong> ので、注意が必要です。テスト用オブジェクトをプリントし、ソースモデルと比較することをお勧めします。この材料の収縮率は1～2％程度です。</p>
<p><strong>プリントオブジェクトの取り外し</strong></p>
<p>表面積の大きいプリントを剥がすときは、部品とシートを十分に冷やすことが非常に重要です。<strong>ヘラなどで補助してください。</strong>シートを曲げたり、プリントを剥がすときは、PEIシートが破れることがあるので、慎重に行ってください。</p>
<p><strong>HIPSを活用したプリント</strong></p>
<p>もし、<a href="https://www.prusa3d.com/product/original-prusa-i3-mmu2s-upgrade-kit-for-mk2-5-mk3s-org/"><strong data-stringify-type="bold">MMU2S</strong></a>でプリントする場合、サポート材に<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/hips_167118">HIPS</a>を使うことができます。この材料はABSと同様の設定でプリントでき、リモネンで簡単に溶解することができます。</p>
<p><strong>化学的な平滑処理</strong></p>
<p>ABSは、ASAと同様、表面処理にサンディングペーパーが活用できます。水研ぎや、アセトンガスで表面の平滑化を行えます。（詳しくは<a href="https://blog.prusaprinters.org/improve-your-3d-prints-with-chemical-smoothing_36268/">ケミカルスムージング</a>の記事でご確認ください）。</p>
<h3>サンプルプリント</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 319px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 301px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da-800x450.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da-768x432.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da-1536x864.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/484b5fafdee3b4da-2048x1152.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1417"></td>
<td style="width: 48.805%; height: 301px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bf037464331666f0.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bf037464331666f0-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bf037464331666f0-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bf037464331666f0-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bf037464331666f0-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bf037464331666f0-1536x1152.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bf037464331666f0-2048x1536.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1890"></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>Lego bricks</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>Acetone smoothed model</em></td>
</tr>
</tbody>
</table>


<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-prusa-orange-1kg.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-prusa-orange-1kg-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-prusa-orange-1kg-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-prusa-orange-1kg-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-prusa-orange-1kg-768x768.jpg 768w" alt="" width="225" height="225" /></strong></div>
<h3><strong>基本的な情報</strong></h3>
<div><strong>PLA</strong>は、<strong>最も簡単にプリントできる材料</strong>の一つです。安価で、初心者に適しています。通常、高い機械的耐性、化学的耐性、温度耐性を必要としない詳細なモデル、フィギュア、迅速なプロトタイプのプリントに使用されます。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ノズル温度:</strong>&nbsp;ファーストレイヤー215 &deg;C, 以降のレイヤーは210 &deg;C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ベッド温度:</strong> 60 &deg;C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>ヒートベッド:</strong>&nbsp;スムースPEIシートに、最も優れた接着性を発揮します。</div>
<h3>概要</h3>
<p><a href="https://www.prusa3d.com/category/prusament-pla/">PLA</a>（ポリ乳酸）は、生物学的に分解可能な、植物由来のポリエステルです。PLAを使えば、小さくて細かいモデルも、プリントボリュームのほとんどを埋め尽くす大きなオブジェクトもプリントすることができます。他のフィラメントとは異なり、PLAは大きな反りを生じにくいという特徴があります。コンセプト、プロトタイプ、簡単な玩具、ジュエリー、彫像など、迅速なプロトタイピングや素敵な低コストモデルの作成に向いています。技術的な用途や屋外での使用には適していません。高温に耐えられない（60℃以上で柔らかくなり変形する）、紫外線で劣化する、機械的耐性も劣る（衝撃で層ごと、あるいは破片に割れる）などのデメリットもあります。また、層間接着性は他の素材に比べ弱いです。PLAの研磨はサンドペーパーで可能ですが、水冷が必要です（ウェットサンディング）。</p>
<p>PLAが生物学的に分解可能であることは、さまざまな情報源で主張されています。この素材はトウモロコシ、サトウキビ、テンサイから作られており、確かに分解されますが、80℃を超えるような特殊な堆肥化施設でのみ分解されることにご留意ください。基本的にはPLAは分解されず、プラスチックの微粒子で土壌を汚染してしまう可能性もあります。</p>
<p>PLA素材自体は食品に安全ですが、食器や食品に直接触れるもののプリントには、他のフィラメント素材も含めお勧めできません。主な理由は、細菌の繁殖を助ける可能性のある小さなプリント層/溝があるためです。それでも食器や食品容器を3Dプリントしたい場合は、表面を密閉する特別な層（フードセーフコーティング）を施し、ステンレス製のノズルでプリントすることをお勧めします。</p>
<p>対応する材料特性の比較は、<a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">材料表</a>をご覧ください。</p>
<table class="striped">
<tbody>
<tr>
<th>
<p>長所</p>
</th>
<th>
<p>短所</p>
</th>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 低価格</p>
</td>
<td>
<p>✖ 脆く柔軟性がない</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ プリントが簡単で、初心者向き</p>
</td>
<td>
<p>✖ 低い耐紫外線性、耐温度性</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ ディテールが良く、反りが少ない</p>
</td>
<td>
<p>✖ 後処理が難しい</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 大型モデルにも対応</p>
</td>
<td>&nbsp;</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>最適な使用方法</h3>
<p>PLAの最適な用途は、コンセプトモデルやプロトタイプ、あるいは着用頻度の低い玩具のプリントです。</p>
<h3>プリントを成功させるためのヒント</h3>
<p><strong>スムースPEIシートの使用</strong></p>
<p>Original Prusa i3プリンターでPLAをプリントする場合、パウダーコートテクスチャーシート、またはパウダーコートサテンシートのいずれかにプリントすることができます。ただし、プリント面との接触面積が小さいパーツをプリントする場合は、平滑シートの方が適しています。パウダーコーティングされたシートの場合、ライブZを低くする必要があります。フィラメントがシートのテクスチャを埋めなければなりません。ただし、ノズルを下げすぎるとシートを傷つけてしまうので注意が必要です。プリンターユーザー向けの情報です。PLAは、PEIの表面だけでなく、ガラスやカプトンテープ、スティックのりなどにもプリントできます。</p>
<p><strong>より良い結果を得るためのリトラクト調整</strong></p>
<p>PLAは糸引きやにじみが発生することがありますが、適切な収縮率を設定することで軽減することができます。</p>
<p><strong>ケミカルスムージング</strong></p>
<div class="c-message_kit__gutter">
<div class="c-message_kit__gutter__right" data-qa="message_content">
<div class="c-message_kit__blocks c-message_kit__blocks--rich_text">
<div class="c-message__message_blocks c-message__message_blocks--rich_text">
<div class="p-block_kit_renderer" data-qa="block-kit-renderer">
<div class="p-block_kit_renderer__block_wrapper p-block_kit_renderer__block_wrapper--first">
<div class="p-rich_text_block" dir="auto">
<div class="p-rich_text_section">PLAの<a href="https://blog.prusaprinters.org/improve-your-3d-prints-with-chemical-smoothing_36268/">ケミカルスムージング</a>は実験室の条件でのみ可能です - PLAはクロロホルム、ホットベンゼン、またはテトラヒドロフランに溶解させることができます。これらは危険な有機溶媒であり、熟練した実験技術者のみが取り扱うべきものです。PLAフィラメントの一部は、部分的に溶解してアセトンで接着することもできます（または、瞬間接着剤で単純に接着することもできます）。</div>
</div>
</div>
</div>
</div>
</div>
</div>
</div>
<h3>プリントサンプル</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 954px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-premium-pla-mystic-green-1kg.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-premium-pla-mystic-green-1kg-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-premium-pla-mystic-green-1kg-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-premium-pla-mystic-green-1kg-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-premium-pla-mystic-green-1kg-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-lime-green-blend-970g.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-lime-green-blend-970g-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-lime-green-blend-970g-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-lime-green-blend-970g-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-lime-green-blend-970g-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>マスク</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>静的なモデル</em></td>
</tr>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-pearl-mouse-1kg.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-pearl-mouse-1kg-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-pearl-mouse-1kg-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-pearl-mouse-1kg-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-pearl-mouse-1kg-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-prusa-galaxy-black-1kg.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-prusa-galaxy-black-1kg-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-prusa-galaxy-black-1kg-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-prusa-galaxy-black-1kg-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusament-pla-prusa-galaxy-black-1kg-768x768.jpg 768w" alt="" width="800" height="800" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>花瓶、コップほか</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>オーディオボリュームノブなどの部品</em></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>&nbsp;</p>


<div><strong><img decoding="async" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pc_urban_grey.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pc_urban_grey-400x400.png 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pc_urban_grey-600x600.png 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pc_urban_grey-300x300.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pc_urban_grey-768x768.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pc_urban_grey-1536x1536.png 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pc_urban_grey-2048x2048.png 2048w" alt="" width="225" height="225" loading="lazy" /></strong></div>
<h3>基本的な情報</h3>
<div>ポリカーボネート（PC）は、<strong>粘り強さ、引張強度、耐熱性などに優れた技術材料</strong>です。しかし、プリントが非常に難しく、そのため主に上級者に適しています。しかし、当社の<a href="https://www.prusa3d.com/product/prusament-pc-blend-urban-grey-970g/">Prusament PC Blend</a>はその限りではなく、他のポリカーボネートに比べて格段にプリントしやすくなっています。</div>
<div style="text-align: left;"> </div>
<div style="text-align: left;"><strong>推奨ノズル温度:</strong> 275 &deg;C</div>
<div> </div>
<div style="text-align: left;"><strong>推奨ベッド温度:</strong>&nbsp;ファーストレイヤー110 &deg;C、他の層は115 &deg;C</div>
<div> </div>
<div style="text-align: left;"><strong>ヒートベッド:</strong> パウダーコートテクスチャーシートまたはサテンシートにスティックのりを使用すると、最も高い接着力が得られます。なお、パウダーコートサテンシートは、スティックのりなしでも完全に機能しますが、表面の摩耗を防ぐために分離層として使用することをお勧めします。</div>
<h3 style="text-align: left;"><strong>概要</strong></h3>
<p style="text-align: left;">ポリカーボネート（PC）は、<strong>粘り強さ、引張強度、耐熱性などに優れた</strong>ポリマーの一種です。3Dプリンタ以外では、CD、保護メガネやシールド、車のヘッドライトカバーなどに使用されています。</p>
<p style="text-align: left;"><strong>純粋なポリカーボネート</strong>は、表面の接着性が悪く、熱膨張が大きいため、3Dプリントには適しません。オブジェクトは変形したり、割れたりしがちです。そのため、通常はプリント性能を向上させるためにさまざまな添加剤が加えられます。そこで独自に開発したのが、<a href="https://www.prusa3d.com/product/prusament-pc-blend-urban-grey-970g/">プルサメントPCブレンド</a>です。比較的大きなプリント適性を持ち、高い機械的強度や耐熱性を持つテクニカルパーツの作成に適しています。</p>
<div class="warning-callout" style="text-align: left;"><strong>スムースPEIシートにPCを使用することはお勧めしません。</strong>その強力な粘着力により、表面を傷つけてしまう可能性があります。もし必要であれば、スティックのりを分離層として使用してください。</div>
<p style="text-align: left;">ポリカーボネートの主な欠点は、非常に吸湿性が高いことです（水分を吸収してしまう）。乾燥剤（シリカゲル）を入れた密閉容器に保管し、プリント前にオーブンで乾燥させる必要があります。</p>
<p style="text-align: left;">各メーカーによっては様々な添加剤で工夫しており、例えば<a href="https://www.prusa3d.com/product/prusament-pc-blend-urban-grey-970g/">Prusament PC Blend</a>は、他のポリカーボネートに比べて吸湿性が非常に低い傾向があります。高温耐性があるので、PCは、プリンタファンシュラウドに適した材料です。</p>
<p style="text-align: left;">ポリカーボネートは、正しくプリントするためにある程度の経験が必要です。初心者の方は、まず<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/pla_2062">PLA</a>や<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/petg_2059">PETG</a>などの簡単な材料で実験することを検討してみてください。</p>
<p>対応する材料特性の比較は、<a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">材料表</a>をご覧ください。</p>
<table class="striped" style="height: 368px; width: 100%;">
<tbody>
<tr style="height: 50px;">
<th style="height: 50px; width: 47.0514%;">
<p>長所</p>
</th>
<th style="height: 50px; width: 52.0703%;">
<p>短所</p>
</th>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">
<p>✔ 耐高温性</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ 純粋なポリカーボネートは吸湿性が高い</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">
<p>✔ 高い衝撃強度と引張強度</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ 高いノズル温度とベッド温度</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">
<p>✔ 純粋なポリカーボネートは透明である</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ 特に大きなモデルで大きく反る</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">
<p>✔ 電気絶縁性が良い</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ プリント時の適度な臭い</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;"> </td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ 分離層の塗布を推奨</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;"> </td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ 高価</p>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>最適な使用方法</h3>
<p>PCの用途としては、耐熱性や機械的強度が必要な技術部品の印刷に最適です。</p>
<h3 style="text-align: left;"><strong>プリントを成功させるためのヒント</strong></h3>
<p><strong>エンクロージャーの使用を検討する</strong></p>
<p>ポリカーボネートのプリントは、添加剤を入れても反りが大きくなりやすいので、厄介なことが多いです。筐体の中でプリントするのが効果的です。ポリカーボネートは、例えば、パウダーコートシートにスティックのり、PEIシート、Build-takなどの特殊な表面にプリントする必要があります。小型から中型のオブジェクトの場合、インフィルを25%以上に増やし、トップレイヤー（4層以上）を追加することで、より強力なプリントが可能になります。しかし、もっと大きなプリントの場合は、この数値を減らすことをお勧めします。</p>
<div class="tip-callout"><a href="https://www.prusa3d.com/product/original-prusa-enclosure-3/">Original Prusa Enclosure</a>は、弊社e-shopで購入することができます。</p>
<p>また、<a href="https://www.prusaprinters.org/cheap-simple-3d-printer-enclosure/">make your own enclosure</a>することも可能です。</p>
</div>
<p><strong>PrusaSlicerのスカート機能を使う</strong></p>
<p>プリンタの筐体がない場合は、プリントプラットフォームの中央にオブジェクトを置き、スカートの値をできるだけ高く設定することをお勧めします。こうすることで、モデルの周りに少し高い温度の微気候ができ、プリントが成功する可能性が高まります。</p>
<p><strong>小物の周りにブリムを追加する</strong></p>
<p>プリントシートとの接触面積が小さい部品のプリントには、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/skirt-and-brim_133969">Brim機能</a>を使用するとよいでしょう。</p>
<p><strong>反りが出ないようにする工夫</strong></p>
<p><strong>ポリカーボネートは、シート全体を覆うような大きなもののプリントには適していません。</strong>丸いエッジを持つプリントは、鋭いエッジを持つプリントよりも反りが少なくなります（これは、どのタイプのフィラメントにも当てはまります）。反りは、インフィルの密度と<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/layers-and-perimeters_1748">perimeters</a>の数にも影響されます。インフィルの密度が高いほど（一般にオブジェクトの内部にある材料が多いほど）、反りが大きくなり、プリント面から剥離する危険性があります。ペリメーターの数が少なければ、大きなポリカーボネートモデルのプリントが成功する可能性が高くなります。</p>
<p><strong>寒いところではプリントしないでください</strong></p>
<p>I場合によっては、プリンタに "Bed thermal runaway "エラーが表示されることがあります。これは通常、周囲温度が18℃以下で、プリンターが高いヒートベッド温度を保持できないときに発生します。</p>
<p><strong>入念なプリント準備がカギ</strong></p>
<p>Prusament PC Blendは、他のポリカーボネートと比較してプリントがしやすいのが特徴です。また、プリントの準備も非常に簡単です。推奨ノズル温度は275&plusmn;10℃、推奨ベッド温度は110&plusmn;10℃です。PCブレンドは、パウダーコートテクスチャーシートにスティックのりを塗布すれば、プリントが可能です。のりの分離層なしでプリントすると、プリントシートを損傷する危険性があります。この問題は、パウダーコートサテンシートで緩和されました。この表面は、PCブレンドで時々印刷するのであれば、分離層は必要ありません。ポリカーボネートで定期的にプリントする場合は、サテンシートをできるだけ良い状態に保つために、スティックのりを使用することをお勧めします。</p>
<div class="notetip-callout">資料によると、パウダーコートシートにスティックのりを塗る必要はありませんが、PCブレンドは例外です。その他の素材(<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/pla_2062">PLA</a>, <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/petg_2059">PETG</a>, <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/asa_1809">ASA</a>, <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/flexible-materials_2057">Flex</a>, <a href="You see how to prepare each steel sheet for your filament">You see how to prepare each steel sheet for your filament</a>)!Material table]にはパウダーコートシートにはスティックのりを塗らないでください。</div>
<h3>プリントサンプル</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 954px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kolecka-scaled-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kolecka-scaled-1-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kolecka-scaled-1-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kolecka-scaled-1-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kolecka-scaled-1-768x768.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kolecka-scaled-1-1536x1536.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kolecka-scaled-1-2048x2048.jpg 2048w" alt="" width="300" height="300"  loading="lazy" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fan_shroud.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fan_shroud-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fan_shroud-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fan_shroud-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fan_shroud-768x768.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fan_shroud-1536x1536.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fan_shroud-2048x2048.jpg 2048w" alt="" width="300" height="300" loading="lazy" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">プーリーリニアベアリング</td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">ファンシュラウド</td>
</tr>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kohoutek_2-scaled-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kohoutek_2-scaled-1-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kohoutek_2-scaled-1-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kohoutek_2-scaled-1-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kohoutek_2-scaled-1-768x768.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kohoutek_2-scaled-1-1536x1536.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/kohoutek_2-scaled-1-2048x2048.jpg 2048w" alt="" width="300" height="300" loading="lazy" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/klapka_vzduch-scaled-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/klapka_vzduch-scaled-1-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/klapka_vzduch-scaled-1-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/klapka_vzduch-scaled-1-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/klapka_vzduch-scaled-1-768x768.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/klapka_vzduch-scaled-1-1536x1536.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/klapka_vzduch-scaled-1-2048x2048.jpg 2048w" alt="" width="300" height="300" loading="lazy" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">水道管バルブのレバー</td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">エアフィルターカバー</td>
</tr>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px; text-align: center;"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/battery_pack-scaled-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/battery_pack-scaled-1-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/battery_pack-scaled-1-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/battery_pack-scaled-1-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/battery_pack-scaled-1-768x768.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/battery_pack-scaled-1-1536x1536.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/battery_pack-scaled-1-2048x2048.jpg 2048w" alt="" width="300" height="300" loading="lazy" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px; text-align: center;"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pant-scaled-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pant-scaled-1-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pant-scaled-1-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pant-scaled-1-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pant-scaled-1-768x768.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pant-scaled-1-1536x1536.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/pant-scaled-1-2048x2048.jpg 2048w" alt="" width="300" height="300"  loading="lazy" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">バッテリーパック</td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">ヒンジ</td>
</tr>
</tbody>
</table>


ポリカーボネート（PC）

<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e39.jpg" sizes="2022/08/Up.jpg" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e39-533x4002022/08/Up-600x337.jpg 533600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e392022/08/Up-800x600449.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e392022/08/Up-300x225168.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e39-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e39-1536x11522022/08/Up-768x431.jpg 1536768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e39-2048x15362022/08/Up.jpg 20481600w" alt="" width="300" height="225168" /></strong></div>
<h3>基本的な情報</h3>
<div><strong>NylonPolyamide（ポリアミドナイロン）</strong>は、<strong>耐熱性、耐機械性に優れた汎用性の高い素材</strong>です。高い温度と機械的耐性が要求される機能的な技術部品のプリントに適しています。ただし、プリントが非常に難しいため、経験豊富なユーザーのみにお勧めします。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ノズル温度</strong>：285 &deg;C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ベッド温度</strong>：110 &deg;C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>ヒートベッド</strong>： パウダーコート（TXT、サテン）シートともにスティックのりを使用することをおすすめします。Special PA Nylon シートが最も密着性が高いです。</div>
<h3>概要</h3>
<p><strong>ナイロン（pPolyamide）は、非常に弾力性のある素材</strong>で、耐摩耗性に優れており、特に技術部品に適しています。層の密着性に優れています。大きな体積のものでは機械的耐性に優れ、薄いものでは柔軟性が保たれます。<strong>摩擦係数は低く、溶融温度は高いです。</strong>ただし、ナイロンポリアミドは吸湿性があるので、乾燥した状態で保管する必要があります（乾燥剤を入れて気密性を保ちます）。保存状態が悪いと、フィラメント重量の10％もの水を吸収することがあります。 ポリアミドは臭いが強く、超微粒子（UFP）の危険性もあるため、風通しの良い部屋か密閉された場所でプリントする必要があります。</p>
<p>サポートされている材料特性の比較は、<a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">material table.</a>をご覧ください。&nbsp;</p>
<table class="striped" style="height: 368px; width: 100%;">
<tbody>
<tr style="height: 50px;">
<th style="height: 50px; width: 47.0514%;">
<p>長所</p>
</th>
<th style="height: 50px; width: 52.0703%;">
<p>短所</p>
</th>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">
<p>✔ 優れた機械的耐久性</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ 反りが発生しやすい</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">
<p>✔ 大きなものではタフ、薄いものではフレキシブル</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">
<p>✖ 吸湿性の高い素材</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 47.0514%;">
<p>✔ 耐高温性</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 52.0703%;">&nbsp;</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>最適な使用方法</h3>
<p>ナイロンポリアミドの最も優れた用途は、<strong>優れた耐熱性、耐薬品性、耐機械性を必要とする技術部品</strong>のプリントです。ナイロンポリアミドは、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/cold-pull-mk3-s-mk2-5-s-mk3-5-s_2075">cold pull cleaning</a>を作るのにも適しています。</p>
<h3>プリントを成功させるためのヒント</h3>
<p><strong>フィラメントを乾燥させる</strong></p>
<p>プリント前にフィラメントを乾燥させるようにしてください。目安は、90℃以下の温度で4時間以上の乾燥です。湿ったナイロンポリアミドフィラメントは気泡が発生し、層が不均一になり、表面が醜くなります。</p>
<p><strong>高温の環境下でプリントする</strong></p>
<p>プリント設定は通常、<a>ABSPC</a> - ノズル温度は230-275℃程度と、かなり似ています。ほとんど無臭です。湿気の問題から、ナイロンポリアミドをプリントする際の主な欠点は反りです。<a href="https://blog.prusaprinters.org/mmu2s-printer-enclosure_30215/">高周囲温度(エンクロージャー)</a>は、ナイロン素材のプリントに際して多くの要素を補助します。しかし、Prusament PA11カーボンファイバーのように、炭素繊維で満たされたナイロン素材を活用することもできます。これらのフィラメントは、純粋なものと比べて圧倒的に反りにくいため、エンクロージャーなしでプリントすることができます。</p>
<h3>プリントサンプル</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 50px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 32px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e39.jpg" sizes="2022/08/Gear-Wheel_1-1.jpg" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e39-5332022/08/Gear-Wheel_1-1-600x400.jpg 533600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e392022/08/Gear-Wheel_1-1-800x600533.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e392022/08/Gear-Wheel_1-1-300x22500.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e392022/08/Gear-Wheel_1-1-768x57612.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e392022/08/Gear-Wheel_1-1-1536x1152024.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/a7bc0df458927e392022/08/Gear-Wheel_1-1-2048x15365.jpg 2048w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/08/Gear-Wheel_1-1.jpg 1600w" alt="" width="2520" height="16890" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 32px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642-1536x1152.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642-2048x1536.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1890" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">歯車</td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">折り曲げ可能なオブジェクト</td>
</tr>
</tbody>
</table>


ポリアミド（ナイロン）

<p></p>
<p>「コールドプル」テクニックは、プリンタのノズルやホットエンド内で詰まったり焼き付いたりする恐れのある材料残渣を、効果的に取り除ける手法のことです。また、定期的なメンテナンス中に、ホットエンドをクリーニングするときに使うこともあります。</p>
<div class="warning-callout" style="text-align: center;">Nozzle Xを使っているときは、このコールドプル手法を実行 <strong>しないで</strong> ください! Nozzle Xの場合は必ずクリーニング用フィラメントを使用してください。</div>
<p>ノズルが部分的に詰まっていて、フィラメントの押し出しで部分的にでも出てきている状態の時に、コールドプルを行うと効果的に改善できます。 ノズルが完全に詰まっている場合は、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/clogged-nozzle-hotend-mk3-5-s-mk3s-mk2-5s_2008">ノズル詰まりのガイド</a> を確認してください。</p>
<div class="tip-callout">こちらのテストでは、 <strong>PLAがコールドプルに最適だとわかりました。</strong> 他のフィラメントでは、PLAの様に先端を保持したままにならず、割れてしまったり融けすぎてしまいます。 うまくいかない場合は、ホットエンドをクリーニングするための専用のフィラメントを使うことで同様の効果が得られます。</div>
<h3>手順</h3>
<ol>
<li>フロントパネルの&nbsp;<em>LCD Menu -&gt; Settings -&gt; Temperature -&gt; Nozzle</em> を順に選び、温度を270℃に設定します。</li>
<li>ノズルが設定温度まで上がるのを待っている間に、&nbsp;<strong>フィラメントのオートロード</strong>&nbsp;機能をOFFにしておきます &nbsp;<em>LCD Menu -&gt; Settings -&gt; F. autoload.</em></li>
<li>まだ <em>メニュー</em>画面の間に、 <em>Settings</em> から <em>Disable steppers</em>を選択します。 <em>ステッパーモーターが無効になったというメッセージは表示されませんが、Disable steppersを選択すると電気的な「しーっ」というノイズが消える場合があります。 <strong>ステッパーモーターが無効になっていると、手でさほど力を加えなくてもベッドを前後に、エクストルーダーを左右に移動させることができます。</strong></em></li>
<li><em>2.5mmのヘキサゴンレンチを使って、下の写真の○印のネジを緩めて</em> エクストルーダーアイドラードアを開きます。 <em> MMU2Sの場合は、さらにMMUユニットとつながっているボーデンPTFEチューブのエクストルーダー側のコネクターを緩めて取り外します。</em></li>
</ol>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 48.805%;"><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/idler2.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/idler2-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/idler2-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/idler2-768x768.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/idler2-600x600.jpg 600w" alt="" width="400" height="399" /></td>
<td style="width: 48.9057%;"><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/mmus2.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/mmus2-300x216.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/mmus2-554x400.jpg 554w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/mmus2-768x554.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/mmus2-800x577.jpg 800w" alt="mmu" width="400" height="290" /></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<ol start="5">
<li>270℃に達したら、PLAフィラメントを上から手動でエクストルーダーに挿入し、ノズルから出てくるまで押し込んでいきます。</li>
<li><em>LCD Menu -&gt; Preheat</em>で<em>Cooldown</em> (一番下までスクロールすると出てきます)を押して選択するか、リセットボタン(Ｘ)を押して、加熱を終了します。 ノズル温度を室温まで下げます。 <em>早く温度を下げるために、LCDメニューでプリントファンを最高速度で回す設定にします。 LCD menu -&gt; Settings -&gt; Temperatures -&gt; Fan speed -&gt; [255].</em></li>
<li>冷却中、温度が下がってノズルから融けて出てこなくなるまで(PLAの場合は約170℃)、フィラメントを手動で押し下げ続けます。 <em>コールドプルを成功させるには、ノズル内部を充填しておく必要があります。</em></li>
<li>ノズルが室温まで下がったら、もう一度&nbsp;<em>LCD Menu -&gt; Settings -&gt; Temperature -&gt; Nozzle</em> に行って、温度を85℃に設定します。</li>
<li><strong>エクストルーダーが設定温度に達したらすぐに</strong>、ラジオペンチでフィラメントをつかみ、ゆっくりと、しかし着実にエクストルーダーから引き抜きます。 <em>フィラメントが内部で割れる可能性があります。 横ではなく、まっすぐ上に引っ張って抜いてください。 もう一方の手でエクストルーダーをしっかり保持しておきます。</em></li>
<li>フィラメントがエクストルーダーから完全に抜けきるまで、作業をやめないでください。</li>
</ol>
<h3>結果</h3>
<p>引き抜いたフィラメントの先端に、以前使用していたフィラメントの残骸や、ノズル内部に付着していた焦げた汚れがみられることがあります(左側の写真)。 フィラメントがきれいになるまで、上の手順を数回繰り返すことをお勧めします。</p>
<p>右側の写真は、複数回のコールドプルできれいになったフィラメントがどのようになるかのイメージです。 ノズル内部形状の痕跡に注目してください。これをみると、ノズル内部が完全に満たされていたので、内部に何も残っていないことが確認できます。 また、以前使用していた色と混ざったり、濃い色がついてしまったりすることもありません。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 48.805%;"><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/dirty-cold-pull.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/dirty-cold-pull-300x214.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/dirty-cold-pull-561x400.jpg 561w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/dirty-cold-pull-768x548.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/dirty-cold-pull-800x571.jpg 800w" alt="dirty cold pull" width="400" height="286" /></td>
<td style="width: 48.9057%;"><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/clean-cold-pull.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/clean-cold-pull-300x203.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/clean-cold-pull-591x400.jpg 591w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/clean-cold-pull-768x520.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/clean-cold-pull-800x542.jpg 800w" alt="clean cold pull" width="693" height="469" /></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>後処理</h3>
<p><strong>フィラメントがロードされていない状態で</strong> アイドラードアを閉じてエクストルーダーの左側にある<strong>アイドラーネジの頭がプラスチックパーツとほぼ同じ高さになるようにして</strong>、アイドラードアを固定します。 次に、エクストルーダーに力を加えたことによりバランスが崩れている可能性があるため、Zキャリブレーションを実行することをお勧めします。 (<em>LCD menu -&gt; Calibration -&gt; Calibrate Z</em>) また、必要にしたがって、フィラメントのオートロード機能をオンに戻します。</p>
<div class="note-callout">フィラメント押し出しの問題につながる最も一般的な原因と、それらの発生を防ぐ方法については、 <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/under-extrusion_2007">この記事</a> を参照してください。</div>

コールドプル (MK3/S/+, MK2.5/S, MK3.5/S)

<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569-600x337.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569-800x450.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569-768x432.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569-1536x863.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569-2048x1151.jpg 2048w" alt="" width="400" height="225" /></strong></div>
<h3>基本的な情報</h3>
<div><strong>複合材料</strong>（PLA、PETG、ナイロン、PC、またはABSにカーボン、ケブラーなどを充填したもの）は、通常、そのままのフィラメントよりも<strong>機械的特性が優れています。</strong>複合フィラメントは寸法安定性に優れ、より<strong>軽量</strong>にすることができますが、プリントが難しくなります。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ノズル温度：</strong>240-275 &deg;C （フィラメントタイプによります）</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ベッド温度：</strong>75-110 &deg;C（フィラメントタイプによります）</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>プリントシート：</strong>プリント面の準備は、フィラメントタイプによって異なります。詳しくは<a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">material table</a>をご覧ください。</div>
<h3>概要</h3>
<p>炭素繊維やケブラー繊維、あるいはガラス粉末を、<strong>機械的特性を向上させるために</strong>様々なポリマーと混合しています。通常、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/pla_2062">PLA</a>, <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/petg_2059">PETG</a>, <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/polyamide-nylon_167188">Nylon</a>, <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/polycarbonate-pc_165812">PC</a> または <a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/abs_2058">ABS</a> と組み合わせます。プリント設定を適切に行うことが必要ですが、フィラメントの柔軟性や強靱性、抵抗力が増します。フィラメント内部の繊維は寸法安定性を向上させ、軽量で反りにくいフィラメントになります。プリント温度は、未加工のフィラメントよりも若干高くなります。また、<strong>ノズルの詰まりやにじみ、フィラメントの折れなど、プリント特性が悪くなることも想定しておく必要があります。</strong>&nbsp;</p>
<p>サポートされている材料特性の比較は、<a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">material table.</a>をご覧ください。</p>
<table class="striped" style="height: 368px; width: 100%;">
<tbody>
<tr style="height: 50px;">
<th style="height: 50px; width: 57.0892%;">
<p>長所</p>
</th>
<th style="height: 50px; width: 42.0325%;">
<p>短所</p>
</th>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 57.0892%;">
<p>✔ 耐摩耗性が良い</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 42.0325%;">
<p>✖ 硬化鋼ノズルが必要</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 57.0892%;">
<p>✔ 寸法安定性</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 42.0325%;">
<p>✖ フィラメントが脆い</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 57.0892%;">
<p>✔ 単一素材フィラメントと同様のプリント温度</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 42.0325%;">
<p>✖ 層間密着性が悪い</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 57.0892%;">
<p>✔ 見た目の良さ</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 42.0325%;">
<p>✖ ノズル詰まりのリスクが高い</p>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>最適な用途</h3>
<p>複合フィラメントは、主に<strong>RCモデル</strong>（ドローンのフレーム、機体、自動車部品など）、<strong>航空機産業</strong>（機能試作品）、<strong>自動車産業</strong>（機能試作品）の製造に使用されています。</p>
<h3><strong>プリント成功のヒント</strong></h3>
<p><strong>硬化ノズルを使用する</strong></p>
<p>炭素繊維やケブラー繊維は研磨性が高くノズルを摩耗させるので、 <a href="https://www.prusa3d.com/product/hardened-steel-nozzle-e3d-v6/">硬化ノズル</a> を使う必要があります。</p>
<p><strong>プリント前にノズルを清掃する</strong></p>
<p>プリント前に<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/cold-pull-mk3-s-mk2-5-s-mk3-5-s_2075">cold pull</a>を行い、ノズルが本当にきれいになっているか確認することをおすすめします。</p>
<p><strong>ファーストレイヤーの設定</strong></p>
<p>The first layer should be <strong>perfectly fine</strong>, otherwise, you risk the nozzle clogging. The higher the layer height is and the wider the nozzle diameter is, the lower the chance of clogging the nozzle is. The lowest optimal values are 0.4mm nozzle diameter and 0.2mm layer height.ファーストレイヤーのプリントが完璧であるのが理想です。そうでない場合、ノズルが詰まる危険性が高まります。レイヤー高さが高く、ノズル径が広いほど、ノズルが詰まる確率は低くなります。最も低い最適値は、ノズル径0.4mm、層高0.2mmです。</p>
<p><strong>プリント面の準備</strong></p>
<p>プリント面の準備は、フィラメントタイプによって異なります。詳しくは<a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">material table</a>をご覧ください。</p>
<h3>プリントサンプル</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 954px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569-600x337.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569-800x450.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569-768x432.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569-1536x863.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f231619879088569-2048x1151.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1417" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/53c98c82a642f2df.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/53c98c82a642f2df-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/53c98c82a642f2df-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/53c98c82a642f2df-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/53c98c82a642f2df-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/53c98c82a642f2df-1536x1152.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/53c98c82a642f2df-2048x1536.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1890" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>RCドローンのフレーム</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>タービン</em></td>
</tr>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f1d6c58ebe826e59.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f1d6c58ebe826e59-600x400.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f1d6c58ebe826e59-800x533.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f1d6c58ebe826e59-300x200.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f1d6c58ebe826e59-768x512.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f1d6c58ebe826e59-1536x1024.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/f1d6c58ebe826e59-2048x1366.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1680" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;">&nbsp;</td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>Turboprop</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">&nbsp;</td>
</tr>
</tbody>
</table>


複合材料（カーボン、ケブラー、ガラスを充填したもの）

<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Solublefromhb.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Solublefromhb-600x339.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Solublefromhb-800x452.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Solublefromhb-300x170.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Solublefromhb-768x434.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Solublefromhb-1536x869.jpg 1536w" alt="" width="398" height="225" /></strong></div>
<h3>基本的な情報</h3>
<div><strong>BVOH</strong>や<strong>PVA</strong>は、主にサポートに使用される特殊な<strong>水溶性材料</strong>です。モデル自体はPLAなどの標準的な材料からプリントされ、BVOHやPVAなどによるサポートはプリント後に簡単に溶けて洗い流されます。これらの材料はドライボックスに保管し、マルチマテリアルアップグレード（またはデュアルノズル／エクストルーダー）でプリントする必要があります。より上級者向きの技術です。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ノズル温度:</strong> 195 &deg;C (PVA+), 215 &deg;C (BVOH)</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ベッド温度:</strong> 60 &deg;C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>ヒートベッド:</strong>&nbsp;スムースPEIシートやパウダーコーティングサテンシートは、最も優れた接着性を発揮します。</div>
<h3>概要</h3>
<p><a href="https://shop.prusa3d.com/en/special/161-verbatim-bvoh-soluble-support-05kg.html"><strong>BVOH</strong></a>（ブテンジオール・ビニルアルコール共重合体）と<a href="https://shop.prusa3d.com/en/special/169-primaselect-pva-soluble-support-500g.html"><strong>PVA</strong></a>（ポリビニルアルコール）は、非水溶性のサポートでは除去が困難な複雑形状のモデルのサポートに適した<strong>水溶性材料</strong>です。プリント温度が近いことから、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/pla_2062"><strong>PLA</strong></a>と<strong>BVOHまたはPVA</strong>との組み合わせが最適です。BVOHとPVAは<strong>どちらも吸湿性が高い</strong>ので、できるだけ乾燥させておく必要があります。BVOHは1gで20g(ml)の水におおよそ溶けます。<strong>BVOHとPVAは、生分解性の無毒性材料</strong>で、無臭でプリントされます。</p>
<div class="warning-callout"><strong>これらのフィラメントは常に乾燥した状態で保管してください。</strong>&nbsp;濡れた水溶性フィラメントは、表面に付着せず、目詰まりを起こしやすく、エクストルーダーのギアに絡みつくことがあります。</div>
<p>BVOHとPVAの主な違いは、プリント適性と価格です。PVAは通常安価ですが、ノズル詰まりを起こしやすいです。どちらのフィラメントもプリント面への粘着力は劣りますが、BVOHはPVAより少し粘着力があります。</p>
<p>対応する材料特性の比較は、<a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">材料表</a>をご覧ください。</p>
<table class="striped">
<tbody>
<tr>
<th>
<p>長所</p>
</th>
<th>
<p>短所</p>
</th>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 簡単に剥がせるサポートのプリントに適しています</p>
</td>
<td>
<p>✖ フィラメントは乾燥させておく必要があります</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ プリント温度が低い（PLAと同じ）</p>
</td>
<td>
<p>✖ ノズル詰まりのリスクが高い</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ BVOHとPVAは生分解性の無毒な材料です</p>
</td>
<td>
<p>✖ マルチマテリアルプリンタでのみ使用可能</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>&nbsp;</td>
<td>
<p>✖ ノズルパージボーリュームを大きくする必要があります</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>&nbsp;</td>
<td>
<p>✖ ブリッジ、オーバーハングに弱い</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>&nbsp;</td>
<td>
<p>✖ 高価</p>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>最適な使用方法</h3>
<p>水溶性フィラメントは、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/water-soluble-materials-pva-bvoh_162860">printing easily removable supports</a>に最適です。</p>
<h3><strong>プリントを成功させるためのヒント</strong></h3>
<p><strong>PLAと併用する</strong></p>
<p>BVOHとPVAは、プリント温度が近いため、メインモデルの素材である<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/pla_2062">PLA</a>と併用するのが理想的です。</p>
<p><strong>乾燥させる</strong></p>
<p>できるだけ乾燥させる必要があるフィラメントには<a href="https://blog.prusaprinters.org/dryboxes-and-alternative-spool-holders-not-only-for-multimaterial-upgrade_30525/">making a drybox</a>をお勧めします。</p>
<p><strong>サポートとモデルの距離を調整する</strong></p>
<p>Z軸におけるサポートとモデルの間の距離は0mmに設定する必要があります。こうすることで、下のレイヤーが上のレイヤーとほぼ同じように見えるという、最高の結果を得ることができます。</p>
<p><strong>PLAのラフトにBVOHやPVAを使用する</strong></p>
<p>BVOH/PVAをプリントシートに直接プリントする必要がないモデルを選ぶのが最適です。また、PLAでラフト（1-2層）を作るのも良い選択です。BVOH/PVAはPEIプリント面よりもPLAによく付着します。これについては、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/water-soluble-materials-pva-bvoh_162860">Water-soluble materials (PVA/BVOH) [進行中の翻訳]</a>に詳細な情報があります。</p>
<h3><strong>材料溶解性</strong></h3>
<p>BVOHとPVAの溶解には、材料と水の量比や水温（暖かい方が良いが、熱すぎるのもダメ）により、数時間かかります。フィラメントを頻繁に交換すると、可溶性サポートにPLAが残留してプリントされることがあります。これは、BVOH/PVAが完全に溶解するのを妨げる可能性があります。この効果は、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/purging-volumes-mmu_125097">パージ（洗浄）材</a>を増やすことで緩和することができます。</p>
<h3>プリントサンプル</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 277px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 259px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Solublefromhb.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Solublefromhb-600x339.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Solublefromhb-800x452.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Solublefromhb-300x170.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Solublefromhb-768x434.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Solublefromhb-1536x869.jpg 1536w" alt="" width="1579" height="893" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 259px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/cb58b24c96eb41e1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/cb58b24c96eb41e1-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/cb58b24c96eb41e1-800x450.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/cb58b24c96eb41e1-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/cb58b24c96eb41e1-768x432.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/cb58b24c96eb41e1-1536x864.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/cb58b24c96eb41e1-2048x1152.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1417" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>可溶性サポートを用いたMMU2Sプリント</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>Printing with soluble materials might be challenging</em></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>&nbsp;</p>


水溶性フィラメント (BVOH/PVA)

<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/bright_green.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/bright_green-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/bright_green-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/bright_green-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/bright_green-768x768.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/bright_green-1536x1536.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/bright_green-2048x2048.jpg 2048w" alt="" width="225" height="225" /></strong></div>
<h3><strong>基本的な情報</strong></h3>
<div>ポリビニルブチラール（PVB）は、イソプロピルアルコール（IPA）で容易に平滑化できるように設計された素材です。透明性が高いため、花瓶やランプシェードなどのデザインオブジェクトのプリントに適しています。プリント設定はPLAに似ていますが、機械的特性は若干優れています。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ノズル温度：</strong>215&plusmn;10 &deg;C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ベッド温度：</strong>75 &deg;C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>プリントシート：</strong>スムースPEIシート、またはサテンテクスチャシートが最適です。</div>
<h3>概要</h3>
<p><a href="https://www.prusa3d.com/category/prusament-pvb/"><strong>PVB</strong></a> (ポリビニルブチラール)は、PLAと同様のプリント設定で、機械的特性はCPEまたは低級なPETGと同等です。その半透明性とIPAを活用した平滑化のおかげで、型にはまらない花瓶、ジュエリー、ランプシェードなどのデザインオブジェクトを作りたいときに理想的な選択です。最も理想的なのは、部分的に透明な表面を必要とするモデルです。プリントの設定、特にレイヤーの高さ、ペリメーターの数、インフィルの密度を調整することをお勧めします。ノズル径を大きくし、スパイラルベースモードでプリントするときれいなオブジェクトが製作できます。</p>
<p>PVBは機械部品のプリントには適しません。寸法の安定性は素晴らしく、粘り強さと引っ張り強さはCPE（および低級なPETG）に匹敵しますが、耐熱性はPLAに近いです。</p>
<p>PVBは、PLAと同様にプリントしやすい素材なので、経験豊富な3Dプリンターユーザーにも、新しいことに挑戦したい初心者ユーザーにも最適な選択肢です。</p>
<p>サポートされている材料特性の比較は、<a href="https://help.prusa3d.com/en/materials"><strong>material table</strong></a>をご覧ください。</p>
<table class="striped" style="width: 100%; height: 515px;">
<tbody>
<tr style="height: 50px;">
<th style="width: 55.3743%; height: 50px;">
<p>長所</p>
</th>
<th style="width: 43.9147%; height: 50px;">
<p>短所</p>
</th>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="width: 55.3743%; height: 53px;">
<p>✔ PLAに近いプリント設定</p>
</td>
<td style="width: 43.9147%; height: 53px;">
<p>✖ 層間密着性が低い</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="width: 55.3743%; height: 53px;">
<p>✔ フィラメントの透明性</p>
</td>
<td style="width: 43.9147%; height: 53px;">
<p>✖ 高い吸湿性</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="width: 55.3743%; height: 53px;">
<p>✔ デザインパーツ、花器、ランプシェードなどに最適です。</p>
</td>
<td style="width: 43.9147%; height: 53px;">
<p>✖ 高価</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="width: 55.3743%; height: 53px;">
<p>✔ IPAによる表面の平滑化</p>
</td>
<td style="width: 43.9147%; height: 53px;">&nbsp;</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="width: 55.3743%; height: 53px;">
<p>✔ 密着度の高さ</p>
</td>
<td style="width: 43.9147%; height: 53px;">&nbsp;</td>
</tr>
<tr style="height: 50px;">
<td style="width: 55.3743%; height: 50px;">
<p>✔ CPEに近い粘り強さ</p>
</td>
<td style="width: 43.9147%; height: 50px;">&nbsp;</td>
</tr>
<tr style="height: 50px;">
<td style="width: 55.3743%; height: 50px;">
<p>✔ PETGに近い引っ張り強度</p>
</td>
<td style="width: 43.9147%; height: 50px;">&nbsp;</td>
</tr>
<tr style="height: 50px;">
<td style="width: 55.3743%; height: 50px;">
<p>✔ PLAよりも反りにくい</p>
</td>
<td style="width: 43.9147%; height: 50px;">&nbsp;</td>
</tr>
<tr style="height: 50px;">
<td style="width: 55.3743%; height: 50px;">
<p>✔ 0.8mmノズルの使用に最適</p>
</td>
<td style="width: 43.9147%; height: 50px;">&nbsp;</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>最適な使用方法</h3>
<p>PVBは、宝飾品、花瓶、ランプシェードなどの透明なモデルのプリントに最適です。</p>
<h3>プリント成功のヒント</h3>
<p><strong>標準のパウダーコートテクスチャーシートは非推奨</strong></p>
<p>PVBは、きれいな<strong>スムースPEIシート</strong>や<strong>サテンテクスチャシート</strong>によく接着する。パウダーコートテクスチャシートには、良好な接着が得られない場合があります。</p>
<p><strong>スパイラルベースモードの使用</strong></p>
<p>IPAによる平滑化が必要な透明パーツをプリントする場合は、ノズル径を大きく（0.8mm）、スパイラルベースモードをONにしてプリントすると良い結果が得られます。より大きなペリメーターでプリントすると、IPAによるスムージング後にもレイヤーが見えるようになります。</p>
<p><strong>ケミカル・スムージング加工</strong></p>
<div class="c-message_kit__gutter">
<div class="c-message_kit__gutter__right" data-qa="message_content">
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<div class="p-block_kit_renderer__block_wrapper p-block_kit_renderer__block_wrapper--first">
<div class="p-rich_text_block" dir="auto">
<div>PVBの主な利点は、IPAによる平滑化が可能であることです。PVBモデルは、IPAの煙（スムージングボックスまたはプロフェッショナルスムージングステーション）、IPAバスで洗浄したり、ブラシやスプレーで塗布することで平滑化することができます。詳細なスムージングの説明は、<a href="https://blog.prusaprinters.org/prusament-pvb-our-new-transparent-filament-made-for-easy-chemical-smoothing_43066/">dedicated</a>で見つけることができ、一般的なスムージング手順は、<a href="https://blog.prusaprinters.org/improve-your-3d-prints-with-chemical-smoothing_36268/">old</a>で見つけることができます。</div>
<div>
<p><strong>フィラメントを乾燥させる</strong></p>
<p><strong>PVBは非常に水分を吸収しやすい性質を持っています。</strong>プリント前に必ずシリカゲルを入れた袋の中にスプールを戻すか、60℃で4時間乾燥させてください。</p>
</div>
</div>
</div>
</div>
</div>
</div>
</div>
</div>
<h3>プリントサンプル</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 954px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/shade-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/shade-1-600x400.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/shade-1-800x533.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/shade-1-300x200.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/shade-1-768x512.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/shade-1-1536x1024.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/shade-1-2048x1365.jpg 2048w" alt="" width="800" height="534" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/color_change_vase-1.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/color_change_vase-1-600x400.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/color_change_vase-1-800x533.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/color_change_vase-1-300x200.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/color_change_vase-1-768x512.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/color_change_vase-1-1536x1024.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/color_change_vase-1-2048x1365.jpg 2048w" alt="" width="800" height="533" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>ランプシェード</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>花瓶</em></td>
</tr>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/mask.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/mask-600x400.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/mask-800x533.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/mask-300x200.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/mask-768x512.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/mask-1536x1024.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/mask-2048x1365.jpg 2048w" alt="" width="800" height="534" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/organic3.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/organic3-600x400.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/organic3-800x533.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/organic3-300x200.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/organic3-768x512.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/organic3-1536x1024.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/01/organic3-2048x1365.jpg 2048w" alt="" width="800" height="534" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>マスクなどのデザインパーツ</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>ミニチュア</em></td>
</tr>
</tbody>
</table>


<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e73fe1ba82d9ebef.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e73fe1ba82d9ebef-400x400.jpg 400w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e73fe1ba82d9ebef-600x600.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e73fe1ba82d9ebef-300x300.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e73fe1ba82d9ebef-768x768.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e73fe1ba82d9ebef-1536x1536.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e73fe1ba82d9ebef-2048x2048.jpg 2048w" alt="" width="225" height="225" /></strong></div>
<h3>基本的な情報</h3>
<div><strong>ポリプロピレン（PP）</strong>は、食品加工業界で保管や包装によく使われる<strong>軽い素材</strong>です。部分的に柔軟性のある部品のプリントに使用できます。価格が高く、プリントも難しいため、<strong>初心者にはお勧めできません。</strong></div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ノズル温度：</strong>220 °C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ベッド温度：</strong>100 °C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>プリントシート：</strong>スムースPEIシートにPPテープを貼ると、最適な定着が可能です。</div>
<h3>概要</h3>
<p>3Dプリントでは、<strong>PP（ポリプロピレン）</strong>は主に<strong>ヒンジ、ストラップ、ベルト、</strong>その他の曲げられるパーツを作るために使用されます。この材料の主な欠点は、<strong>その価格とプリント面の接着性が非常に低いことです。</strong>PPは、酸、塩基／灰分、有機溶剤に対してかなり優れた耐性を持つ。PPは軽量で、食品にも安全です（ただし、通常の3Dプリントの食品安全に関する制限は適用されます）。薄い層では半透明になります。</p>
<p>サポートされている材料特性の比較は、<a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">material table.</a>をご覧ください。</p>
<table class="striped" style="height: 227px; width: 100%;">
<tbody>
<tr style="height: 50px;">
<th style="height: 50px; width: 37.9758%;">
<p>長所</p>
</th>
<th style="height: 50px; width: 61.3133%;">
<p>短所</p>
</th>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 37.9758%;">
<p>✔ 軽量な材料</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 61.3133%;">
<p>✖ プリント面に定着しにくい</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 37.9758%;">
<p>✔ 高い耐薬品性</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 61.3133%;">
<p>✖ 特に大型モデルでは大きな反りが発生する</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 37.9758%;">
<p>✔ 高い粘着力</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 61.3133%;">
<p>✖ 高価</p>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>最適な使い方</h3>
<p>PPは、食品に安全であり、曲げられるものを作るために主に使用されています。</p>
<h3>プリントを成功させるためのヒント</h3>
<p><strong>表面処理</strong></p>
<p>メーカーは通常、以下のような表面処理を推奨しています： PPホイル（PPテープ）、Magigoo PPを使用したガラス/ミラー。PPテープを貼ったのスムースPEIシートを使用し、より良い定着のために高い温度を設定することをお勧めします（しかし、最初の層は比較的低くしてください）。パウダーコートサテンシートにPPをプリントすることも可能ですが、PPテープ付きのスムースPEIシートに比べて接着力が弱くなる可能性がありますのでご注意ください。</p>
<p><strong>温度</strong></p>
<p>温度は、特定のフィラメントブランドによって異なる場合がありますが、標準値は、ノズルのための<strong>225〜245℃</strong>と加熱ベッドのための<strong>80〜105℃</strong>の間のどこかです。PPは非常に反りやすいので、<a href="https://blog.prusaprinters.org/mmu2s-printer-enclosure_30215/">enclosure</a>を使用したプリントを検討してください。</p>
<p><strong>ブリム</strong></p>
<p>反りを抑えるには、ブリム機能を使用することをお勧めします。PrusaSlicerでモデルのサイズに応じて5～10mmに設定します。</p>
<div class="tip-callout">
<p>&nbsp;<a href="https://www.prusa3d.com/product/original-prusa-enclosure-3/">Original Prusa Enclosure</a>は、弊社e-shopでご購入いただけます。</p>
<p>また、<a href="https://www.prusaprinters.org/cheap-simple-3d-printer-enclosure/">エンクロージャーを自身で製作</a>することも可能です。</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>プリントサンプル</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 225px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 207px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642-1536x1152.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b70f3de793315642-2048x1536.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1890" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 207px;">&nbsp;</td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">折り曲げ可能なオブジェクト</td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">&nbsp;</td>
</tr>
</tbody>
</table>


ポリプロピレン（PP）

<p>ベルトが緩んでいると、プリンタが誤作動を起こし、正常なプリントができなくなります。<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/layer-shifting_2020">レイヤーのずれ</a><a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/ghosting_1801">ゴースト</a>や、円柱をプリントする際に真円でなく、不規則な形になるなどのプリントオブジェクトの異常の原因となります。<strong>Y軸ベルトはヒートベッドの下、X軸ベルトはプリントヘッドを移動させる。調整はすべて2.5mm六角レンチで行います。 </strong></p>
<h3>ベルトの張り具合を確認する</h3>
<p>MK3/S/+では、LCDのCalibrationからSelf-testまたはBelt-testを実行します。そして <em>LCD-menu -&gt; Support -&gt; Belt-status</em> を確認します。260～290（275～）の間の数字が理想です。この数値は、低いほどベルトが締まっていることになります。輪になっているベルトが、プーリーに対して噛んでいる歯の数と仮定してイメージしてみてください。</p>
<div class="tip-callout">MK2.5とMK2.5Sの場合、ベルトの張力が適正かどうかを確認するには、この<a href="https://www.prusaprinters.org/prints/46639-tension-meter-for-the-gt2-belts-of-i3-mk3s-or-prus">GT2ベルト用テンションメーター</a>をプリントするのが最適です。</div>
<p>もう一つの方法は、組立説明書の<a href="http://help.prusa3d.com/ja/guide/5-e-axis-assembly_28536#30823">this step</a>で説明した方法で、プーリが正しく締まっているか、ベルトが緩んでいないかをテストすることです。X軸モーターシャフトをペンチで持ち（シャフトの平らな部分を利用して）、所定の位置（<span style="color: #800080;">紫の円</span>）に固定し、<strong>エクストルーダーを手で動かしてみてください。その結果、ベルトに弛みがないことが確認できるはずです。</strong>同じ手順で、Y軸プーリーとベルトのテストもできます。</p>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/prusuki/prusuki-images/2019-08-21-16-07-05-f-jmg-pa-bdtv-ruqf-11-full-1600-1200.jpg" alt="" width="600" height="415" loading="lazy" /></p>
<h3>X軸のベルト</h3>
<h4>MK3Sの微修正</h4>
<p>前面の2本のネジを緩め、右側に動くスペースがあることを確認します（<span style="color: #ffcc00;">黄色い丸</span>）。手でモーターの回転を補助しながら、X-end-motorの上部にあるM3x18のネジを締めます（<span style="color: #800080;">紫色の矢印</span>）。</p>
<p>1～2回転させるごとに、ベルトの張りを指で押して確認します。最適なパフォーマンスを得るためには、ベルトを指で押し合うのにある程度の力が必要です（<span style="color: #339966;">緑色の矢印</span>）。エクストルーダーをXエンドアイドラーまで動かし、X軸の真ん中でベルトの張りを試してみます。</p>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/d1a9b24b68e0121e_painted.jpeg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/d1a9b24b68e0121e_painted-533x400.jpeg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/d1a9b24b68e0121e_painted-800x600.jpeg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/d1a9b24b68e0121e_painted-300x225.jpeg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/d1a9b24b68e0121e_painted-768x576.jpeg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/d1a9b24b68e0121e_painted-1536x1152.jpeg 1536w" alt="" width="600" height="450" loading="lazy" /></p>
<h4>MK3S+, MK4の微調整</h4>
<ol>
<li>モーターを固定しているすべてのネジを少し外します。そうしないと、モーターが動く必要があるため、「テンショナー」が機能しません（左の写真）。</li>
<li>六角レンチのボールエンドを使って、Xエンド・モーター背面のネジを締め始めますが、1～2回転させるごとにベルトの張りを確認してください（右写真）。</li>
<li>最適な張力が得られたら、再度ネジを締めてください（左写真）。</li>
</ol>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 48.805%;"><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2020/11/da45b9e5fe1a6ec4_painted.jpeg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2020/11/da45b9e5fe1a6ec4_painted-533x400.jpeg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2020/11/da45b9e5fe1a6ec4_painted-800x600.jpeg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2020/11/da45b9e5fe1a6ec4_painted-300x225.jpeg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2020/11/da45b9e5fe1a6ec4_painted-768x576.jpeg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2020/11/da45b9e5fe1a6ec4_painted-1536x1152.jpeg 1536w" alt="" width="400" height="300" loading="lazy" /></td>
<td style="width: 48.9057%;"><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2020/11/4d946176a9a518fc_painted.jpeg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2020/11/4d946176a9a518fc_painted-533x400.jpeg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2020/11/4d946176a9a518fc_painted-800x600.jpeg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2020/11/4d946176a9a518fc_painted-300x225.jpeg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2020/11/4d946176a9a518fc_painted-768x576.jpeg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2020/11/4d946176a9a518fc_painted-1536x1152.jpeg 1536w" alt="" width="400" height="300" loading="lazy" /></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h4>MK3/S/+、大きな調整 </h4>
<p>わずかな調整では不十分な場合は、ベルトホルダーで調整する必要があります。これは、エクストルーダーの背面にあり、少し分解する必要があります。</p>
<p>まず、モーターホルダーの上部のネジ2本を外し、ベルトに余裕を持たせて、ベルトを操作しやすくします。</p>
<ol>
<li>エクストルーダーの背面（<span style="color: #ff0000;">赤い矢印</span>）にある、ホットエンドの配線とケーブルラップを固定している結束バンドを切り取ります。</li>
</ol>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Adjusting-belt-tension-MK3S-03.png" alt="" width="600" height="450" loading="lazy" /></p>
<ol start="2">
<li style="counter-increment: li 1;">下の写真の丸で囲った4つのネジを外します。</li>
</ol>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Adjusting-belt-tension-MK3S-04.png" alt="" width="600" height="450" loading="lazy" /></p>
<ol start="3">
<li style="counter-increment: li 2;">配線が安全であることを確認しながら、バックプレートを慎重に引き抜いて、プレート全体を左右に回転させてください。</li>
</ol>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/Adjusting-belt-tension-MK3S-05.jpg" alt="" width="600" height="574" loading="lazy" /></p>
<ol start="4">
<li style="counter-increment: li 3;">これで、ベルトを取り付ける場所にアクセスできるようになりました。ベルトにペンやマーカーでできるだけプラスチック部分の近くに印をつけ、どのように調整したかがわかるようにします。さて、マウントからベルトを取り出し、1-2歯分移動させます。</li>
</ol>
<div class="tip-callout">ベルトの最後の歯を切り落とす必要がある場合があります。</div>
<ol start="5">
<li style="counter-increment: li 4;">バックプレートを元に戻し、位置合わせのために中央のネジから固定し、新しい結束バンドを付けます。</li>
<li>X軸モーターのネジを締め直し、固定します。必要であれば、よりきつく調節してください。</li>
</ol>
<h4>MK4、大きな調整</h4>
<ol>
<li>Xキャリッジを覆っている3つの表示されているネジを緩めます。Xカバーバックを注意深く取り出します。
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2023/04/96f49f4aee27a2e4c92ed6d0dd7ff4c9_painted.jpeg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="Adjusting belt tension (review)" alt="" width="600" height="400" loading="lazy" /></p>
</li>
<li>これで、ベルトを取り付ける場所にアクセスできるようになりました。ベルトがどのように調整されたかわかるように、できるだけプラスチック部分に近いところにペンやマーカーで印をつけます。次に、ベルトをマウントから取り出し、1-2歯分移動させます。</li>
</ol>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2023/04/5d0b7637d19fdb682ff706171280e0fb.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="Adjusting belt tension (review)" alt="" width="600" height="450" loading="lazy" /></p>
<h3>Y軸のベルト</h3>
<h4>微修正</h4>
<p>プリンタのフレームの前面プレート、LCDモジュールの裏側に、プリントされたY軸ベルトアイドラーがあります。これは2本のM3X10ネジ（<span style="color: #800080;">紫色の矢印</span>）で、フロントプレートを貫通して固定されています。</p>
<p>アイドラー部とフレームのフロントプレートの間に隙間がある場合（<span style="color: #3366ff;">青矢印</span>）、2.5mm六角レンチでネジを時計回り（<span style="color: #800080;">紫矢印</span>）に回して隙間を塞ぐと、ベルトを締めることができます。</p>
<p>ネジにアクセスする最も簡単な方法は、LCDモジュールが突き出ている状態で、プリンタをテーブルの端に移動させ、下からアクセスする方法です。これで、LCDモジュールの下側からボルトにアクセスできるようになりました。</p>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/73fa58fb081ffbfa_painted.jpeg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/73fa58fb081ffbfa_painted-583x400.jpeg 583w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/73fa58fb081ffbfa_painted-800x549.jpeg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/73fa58fb081ffbfa_painted-300x206.jpeg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/73fa58fb081ffbfa_painted-768x527.jpeg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/73fa58fb081ffbfa_painted-1536x1053.jpeg 1536w" alt="" width="600" height="411" loading="lazy" /></p>
<h4>大きな調整</h4>
<p>わずかな調整では不十分な場合は、ベルトホルダーで調整する必要があります。Y軸ベルトホルダーには、大きく分けて調整式と固定式の2種類があります。調整式ベルトホルダーは、2019年第1四半期、Original Prusa MK3用のS-upgradeで、またOriginal Prusa MK4 にも導入されました。そのための調整方法は<strong>「方法1」</strong>で説明します。それ以前のOriginal Prusa MK3の場合は、固定式ベルトホルダーの<strong>「方法2」</strong>に従ってください。</p>
<h4>方法１ - 調整可能なベルトホルダー</h4>
<div class="tip-callout">The Original Prusa MK4 は、写真とデザインが異なりますが、手順は同じです。</div>
<ol>
<li>プリンタのプラグを抜いて、PSUの横に置いてください。</li>
<li>ベッドキャリッジの下には、ベルトホルダーがあります。右のネジを反時計回りに回して緩めてください（左の写真の<span style="color: #ff9900;">オレンジ色の丸</span>）。</li>
<li>ベルトホルダーの2つの半分を貫通するネジを回します（右の写真、<span style="color: #800080;">紫の矢印</span>）。時計回りに回してベルトを締め、2つのハーフを合わせます（<span style="color: #3366ff;">青矢印</span>）。</li>
<li>適正な張力になったら、手順2のネジを時計回りに回し、ベルトホルダーの右半分を再び固定します（写真左の<span style="color: #ff9900;">オレンジ色の丸</span>）。</li>
</ol>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 48.8106%;"><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b0f4fab2c260d687_painted.jpeg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b0f4fab2c260d687_painted-533x400.jpeg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b0f4fab2c260d687_painted-800x600.jpeg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b0f4fab2c260d687_painted-300x225.jpeg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b0f4fab2c260d687_painted-768x576.jpeg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/b0f4fab2c260d687_painted-1536x1152.jpeg 1536w" alt="" width="400" height="300" loading="lazy" /></td>
<td style="width: 48.8106%;"><img decoding="async" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fdec3d592f278afe_painted.jpeg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fdec3d592f278afe_painted-533x400.jpeg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fdec3d592f278afe_painted-800x600.jpeg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fdec3d592f278afe_painted-300x225.jpeg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fdec3d592f278afe_painted-768x576.jpeg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/fdec3d592f278afe_painted-1536x1152.jpeg 1536w" alt="" width="400" height="300" loading="lazy" /></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h4>方法２ - 固定式ベルトホルダー</h4>
<ol>
<li>プリンタのプラグを抜いて、PSUの横に置いてください。</li>
<li>ベルトを操作しやすくするために、ベルトアイドラーを取り外します（<span style="color: #800080;">紫色の矢印</span>）。アイドラーを完全に取り外す必要はないかもしれませんが、次のステップでベルトを調整しやすくなります。</li>
</ol>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e5390e0a76daf6dc_painted.jpeg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e5390e0a76daf6dc_painted-533x400.jpeg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e5390e0a76daf6dc_painted-800x600.jpeg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e5390e0a76daf6dc_painted-300x225.jpeg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e5390e0a76daf6dc_painted-768x576.jpeg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/e5390e0a76daf6dc_painted-1536x1152.jpeg 1536w" alt="" width="600" height="450" loading="lazy" /></p>
<ol start="3">
<li style="counter-increment: li 2;">ベルトに印を付けて、どの程度動かしているのか分かるようにします。次に、上部のスロットからベルトを取り出し、1～2歯分移動させてから（<span style="color: #3366ff;">青矢印</span>）、スロットに押し戻します（<span style="color: #339966;">緑矢印</span>）。</li>
</ol>
<p style="text-align: center;"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/10714ac443ad0a9c_painted.jpeg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/10714ac443ad0a9c_painted-533x400.jpeg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/10714ac443ad0a9c_painted-800x600.jpeg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/10714ac443ad0a9c_painted-300x225.jpeg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/10714ac443ad0a9c_painted-768x576.jpeg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/10714ac443ad0a9c_painted-1536x1152.jpeg 1536w" alt="" width="600" height="450" loading="lazy" /><em>ベルトマウントの形状が若干変わっているようですが、手順は同じです。</em></p>
<ol start="4">
<li style="counter-increment: li 3;">Rベルトアイドラーを、フレームを貫通する2本のM3x10ネジで再度取り付けます（<span style="color: #800080;">紫色の矢印</span>）。わずかな調整のために、フレームとの間に隙間を空けておきます（<span style="color: #3366ff;">青矢印</span>）。</li>
</ol>
<p><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/73fa58fb081ffbfa_painted.jpeg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/73fa58fb081ffbfa_painted-583x400.jpeg 583w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/73fa58fb081ffbfa_painted-800x549.jpeg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/73fa58fb081ffbfa_painted-300x206.jpeg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/73fa58fb081ffbfa_painted-768x527.jpeg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/73fa58fb081ffbfa_painted-1536x1053.jpeg 1536w" alt="" width="600" height="411" loading="lazy" /></p>


ベルト張力の調整  (MK4/S, MK3.9/S, MK3.5/S, MK3/S/+)

<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d-1536x1152.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d-2048x1536.jpg 2048w" alt="" width="300" height="225" /></strong></div>
<h3>基本的な情報</h3>
<div><strong>HIPS</strong>は、大きなオブジェクトのプリントや、ABS、ASA、PETGをプリントする際、大きなモデルのサポートに適した丈夫な素材です。プリント面の密着性が高く、リモネン（またはアセトン、ただしABS/ASAモデルも溶かしてしまいます）に溶かすことができます。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ノズル温度：</strong>220 &deg;C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ベッド温度：</strong>110 &deg;C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>プリントシート：</strong>当社のシートはすべて（スムースPEI、パウダーコートテクスチャー、パウダーコートサテン）、最高の接着力を発揮します。</div>
<h3>概要</h3>
<p><strong>HIPS</strong>（High Impact Polystyrene）は、ポリスチレンにゴム添加物を加えたものです。優れた機械的特性と寸法安定性を持っています。プリント特性と機械的パラメータは<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/abs_2058">ABS</a>に似ていますが、HIPSの方が軽量で収縮が少ないです。リモネン（特にd-リモネン）で溶解できるので、より複雑な<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/abs_2058">ABS</a>、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/asa_1809">ASA</a>、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/petg_2059">PETG</a>のプリントモデルに対し、溶解性サポートとして使用することが可能です。HIPSはABSやASAと同様にサンディングが可能で、さらにABSをアセトンで溶かしてプリント面に貼り付けることができます。ただし、HIPSはPEI表面に十分に定着するので、当社のプリントシートを使用する際には必要ありません。</p>
<p>サポートされている材料特性の比較は、<a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">material table.</a>をご覧ください。</p>
<table class="striped" style="height: 209px; width: 100%;">
<tbody>
<tr style="height: 50px;">
<th style="height: 50px; width: 45.964%;">
<p>長所</p>
</th>
<th style="height: 50px; width: 53.3249%;">
<p>短所</p>
</th>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 45.964%;">
<p>✔ 良好な機械的特性</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 53.3249%;">
<p>✖ HIPSをサポート材としてプリントするのは高難度</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 45.964%;">
<p>✔ リモネン、アセトンに溶ける</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 53.3249%;">
<p>✖ ABSやASAもリモネンで部分的に溶けることがある</p>
</td>
</tr>
<tr style="height: 53px;">
<td style="height: 53px; width: 45.964%;">
<p>✔ 可溶性サポート材</p>
</td>
<td style="height: 53px; width: 53.3249%;">&nbsp;</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>良い使い方</h3>
<p>HIPSの最適な用途は、可溶性サポート材としての使用です。</p>
<h3>プリント成功のためのヒント</h3>
<p><strong>サポート材としてのプリントは高難度です</strong></p>
<p>&nbsp;<a href="https://www.prusa3d.com/product/set-original-prusa-i3-mmu2s-upgrade-kit-for-mk2-5-mk3s/">MMU2S</a>を使用し、ASA、ABS、PETGをHIPSのサポート材でプリントすることは、難しいかもしれないことを心に留めておいてください。MMU2Sを使ったプリントをこれから始めようとしている場合、まずはPLAやPETGでプリントして経験を積んでから、可溶性サポートとしてHIPSでのプリントに挑戦してみてください。MMU2Sは、HIPSでプリントするためには、ユニットが十分にキャリブレーションされていなければなりませんが、それでも時々ユーザーが注意を払う必要があります。</p>
<p><strong>ブリムの活用</strong></p>
<p>場合によっては、HIPSは、例えばASAのようにプリント面への密着性が良くないかもしれません。その場合、特に接触面積が小さいパーツには<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/skirt-and-brim_133969">brim function</a>を使用することをお勧めします。</p>
<h3><strong>ケミカル・スムージング</strong></h3>
<p><strong>リモネンによる溶解</strong></p>
<p>HIPSは、<strong>リモネンやアセトンで平滑化したり、溶解したりすることができます。</strong>ただし、リモネンは油性の物質であるため、ABSやASAで行うように、その揮発ガスを利用することはできません。スムージングを成功させるためには、リモネンバスに数秒（10～20秒で十分です）モデルを沈めます。その後、少なくとも24時間乾燥させます（少し温度を上げると乾燥が早くなる場合があります）。乾燥後もリモネンが表面に残り、プリントモデルが柑橘系の香りを長く放つことに留意してください。</p>
<p><strong>リモネンの過剰暴露について</strong></p>
<p>HIPSはABS/ASA/PETGのサポート材としてのプリントに使用されており、リモネンに長時間さらされると完全に溶解しますが、<strong>あまり長い時間溶剤にさらすのは賢明ではありません。</strong>ABSやASAフィラメントの一部（例えばPrusament ASA Orange）もリモネンに影響され、レイヤーの接着を破壊し、モデルは小さな破片となってバラバラになることがあります。サポートを完全に溶かすのではなく、リモネンに短時間浸すことで緩め、その後、手で取り外してみてください。</p>
<p><strong>アセトンスムージング</strong></p>
<p>HIPSのアセトンスムージングは、ABSやASAのスムージングよりずっと簡単です。HIPSの層はほとんどすぐに溶けますし（全工程にかかる時間はほんの数分）、ASAやABSよりも乾燥が早いので、すぐに安全に触れることができるのです。</p>
<p>ケミカルスムージングについては、<a href="https://blog.prusaprinters.org/improve-your-3d-prints-with-chemical-smoothing_36268/%7C">blog記事</a>で詳しくご紹介しています。</p>
<h3>プリントサンプル</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 204px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 186px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d-1536x1152.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/debb6ba2c0345e6d-2048x1536.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1890" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 186px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/91be465225ee8546.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/91be465225ee8546-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/91be465225ee8546-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/91be465225ee8546-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/91be465225ee8546-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/91be465225ee8546-1536x1152.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/91be465225ee8546-2048x1536.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1890" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">リモネンによるHIPSサポートの溶解</td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">アセトンやリモネンによる平滑化モデル</td>
</tr>
</tbody>
</table>


HIPS

<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650-800x450.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650-768x432.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650-1536x864.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650-2048x1152.jpg 2048w" alt="" width="400" height="225"></strong></div>
<h3>基本情報</h3>
<div><strong>CPEは、さまざまな機械部品のプロトタイピングに適した材料です。その品質はPETGに似ており、無臭で反りが少ないです。 CPEは、優れた耐薬品性、層接着性、および印刷面接着性を備えています。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ノズル温度:</strong> 275 °C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ベッド温度:</strong> 90 °C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>ヒートベッド</strong>: パウダーコートテクスチャー、もしくはサテンシートを強く推奨します。スムーズPEIシートにプリントすると損傷しやすいです。</div>
<h3>説明</h3>
<p><a href="https://www.prusa3d.com/category/cpe/"><strong data-stringify-type="bold">CPE</strong></a>は、テレフタル酸をベースにしたコポリエステルです。 PETGやABSに似た特性と優れた層間接着性のおかげで、<strong>機械部品のプロトタイプをプリントする</strong>のに適しています。 CPEは、化学的および機械的耐性と寸法安定性に優れています。<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/abs_2058">ABS</a>とは異なり、強い臭いや反りの問題はありません。 <strong>CPE</strong>は、<strong>化学的および耐熱性のある材料</strong>です（75°Cまでの耐性）。 CPEの引張強度は<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/abs_2058">ABS</a>と同様です。<strong>半透明であるため、薄肉モデルのプリントに適しています</strong>。 CPEは、視覚的および機能的なプロトタイプ、機械部品などの作成に適しています。</p>
<div class="warning-callout"><strong>CPEはプリントシートに強く付着し、無謀に取り外すと表面が損傷する可能性</strong>があることに注意してください。<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/petg_2059">PETG</a>と同様に、滑らかなシートをウィンドウクリーナーできれいにし、スティックのりを塗ることを検討してください。
</div>
<p>サポートされているマテリアルプロパティを比較するには、<a href="https://help.prusa3d.com/en/materials">材料テーブル</a>を参照してください。</p>
<table class="striped">
<tbody>
<tr>
<th>
<p>長所</p>
</th>
<th>
<p>短所</p>
</th>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 優れた機械的抵抗</p>
</td>
<td>
<p>✖ 高いプリント温度</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 良好な層間接着</p>
</td>
<td>
<p>✖ プリント面の密着性が強すぎる</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<p>✔ 良好な温度と耐薬品性</p>
</td>
<td>
<p>✖ PETGと同様のストリングの問題</p>
</td>
</tr>
<tr>
<td>&nbsp;</td>
<td>
<p>✖ 吸湿性素材</p>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>最適な使用法</h3>
<p>CPEの最適な使用法は、優れた<strong>化学的および機械的耐性</strong>を必要とする技術部品をプリントすることです。 CPEは、視覚的および機能的なプロトタイプ、機械部品などの作成に適しています。</p>
<h3>プリントを成功させるためのヒント</h3>
<p>ほとんどのプリント設定は<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/petg_2059"><strong>PETG</strong></a>に似ています。&nbsp;</p>
<div class="warning-callout">粘着力が強すぎる可能性があるため、<strong>スムーズPEIシートにプリントしないでください！</strong>。</div>
<p><strong>テクスチャプリントシートを使用する</strong></p>
<p><a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/first-layer-issues_1804">専用記事</a>で説明されているように、プリント面がきれいであることを確認してください。<strong>パウダーコートされたプリントシート</strong>の1つを使用することをお勧めします。粘着力が強すぎる可能性があるため、<strong>スムーズPEIシートでプリントしないでください</strong>。それでもスムーズPEIシートを使用する場合は、プリントする前にスティックのりを塗ってください。</p>
<h3>サンプルプリント</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 84px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 66px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650-600x338.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650-800x450.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650-300x169.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650-768x432.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650-1536x864.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bca224fead629650-2048x1152.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1417"></td>
<td style="width: 48.805%; height: 66px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ea867a87994cbe28.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ea867a87994cbe28-534x400.jpg 534w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ea867a87994cbe28-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ea867a87994cbe28-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ea867a87994cbe28-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ea867a87994cbe28-1536x1151.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/ea867a87994cbe28-2048x1535.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1889"></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">耐薬品性および耐機械性部品</td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;">各種ボックス</td>
</tr>
</tbody>
</table>


<div><strong><img decoding="async" loading="lazy" style="float: right;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44-1536x1152.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44-2048x1536.jpg 2048w" alt="" width="300" height="225" /></strong></div>
<h3>基本的な情報</h3>
<div>金属や木粉を充填した複合材料は、通常はPLAフィラメントです。添加物により、特別な外観と特性が得られます。ノズルの目詰まりのリスクが高いため、プリントは難しい部類になります。また、金属を充填したフィラメントでは、ノズルを硬化させる必要があります。</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ノズル温度:</strong> 190-220 &deg;C (フィラメントによります)</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>推奨ベッド温度</strong>&nbsp;60 &deg;C</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><strong>ヒートベッド:</strong>&nbsp;スムースPEIシートに対して、最も優れた接着性を発揮します。</div>
<p><a href="https://www.prusa3d.com/category/wood-metal-filled/">木・金属粉末充填フィラメント</a> は、選択した素材（木や金属）を模した、主に美的目的のために使用するものです。通常のフィラメントに比べ、機械的耐性や層の密着性がかなり悪いので注意してください。基本材料は通常<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/pla_2062">PLA</a>で、プリントしやすいことで知られていますが、化学的、機械的、熱的耐性は劣ります。</p>
<div class="warning-callout">金属充填材は研磨性が高いため、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/different-nozzle-types_2193#hardened-steel-nozzle by-e3d">a hardened steel nozzle</a>が必要です。また、木質系充填材など粒子が大きい複合材は、ノズル詰まりを防ぐため、最低でも0.6mmのノズルで、0.2mm以上のレイヤー高さを使用することをお勧めします。</p>
<p>これらのフィラメントは脆いため、MMU2Sでのプリントには向きません。</p>
</div>
<p>サポートされている材料特性の比較は、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/pla_2062">PLA</a>を参照してください。金属フィラメントは、本物の金属に近い外観を得るために研磨することができます（ただし、機械的特性は得られません）。600-1500（またはそれ以上）グリットの湿式研磨紙で表面を優しく研磨し、最も粗いものから始めて、最も細かいもので終了します。その後、ポリッシングペーストと布を使用します。粉体充填フィラメントは、機械的特性や層の密着性に劣ることを忘れないでください。プリントに突起物や表面の細かい部分があると、簡単に折れてしまうことがあります。</p>
<h3>プリントサンプル</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 954px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44-1536x1152.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/de3ae464b1499a44-2048x1536.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1890" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1360735c78eac830.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1360735c78eac830-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1360735c78eac830-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1360735c78eac830-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1360735c78eac830-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1360735c78eac830-1536x1152.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1360735c78eac830-2048x1536.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1890" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>銅斧</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>銅管</em></td>
</tr>
<tr style="height: 300px;">
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1844bd86edfe52e9.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1844bd86edfe52e9-566x400.jpg 566w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1844bd86edfe52e9-800x566.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1844bd86edfe52e9-300x212.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1844bd86edfe52e9-768x543.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1844bd86edfe52e9-1536x1086.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/1844bd86edfe52e9-2048x1448.jpg 2048w" alt="" width="2520" height="1782" /></td>
<td style="width: 48.805%; height: 300px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bronze2.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bronze2-534x400.jpg 534w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bronze2-800x600.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bronze2-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bronze2-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bronze2-1536x1151.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/bronze2-2048x1535.jpg 2048w" alt="" width="2232" height="1673" /></td>
</tr>
<tr style="height: 18px;">
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>ウッドフィラメント</em></td>
<td style="width: 48.805%; height: 18px; text-align: center;"><em>ブロンズコイン</em></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>&nbsp;</p>


複合材料（金属や木の粒子が入っているもの）

<p>FFFの3Dプリントに使用される材料は、ほとんどが吸湿性を持っています。つまり、周囲の環境から水分子を引き寄せやすいのです。3Dプリントに使う場合、湿度を吸ってしまった材料は期待通りの挙動をしないことがあります。</p>
<h3>対策</h3>
<p>フィラメントには吸湿性の高いものがあります。新しい素材を使うときは、その素材の特性や最適な保存方法などをよく調べておきましょう。できれば、乾燥させる必要はないものの方がよいでしょう。</p>
<p>フィラメントは、密閉された空間や箱に、乾燥剤などを入れて保管するとよいでしょう。もし、このように保管方法が限られている場合は、吸湿性の高いフィラメントを優先して保管してください。例えば、PLAは湿度を取り込んでもあまり性質が変わりませんが、ポリアミドはかなり影響を受けます。</p>
<div class="tip-callout">吸湿性の高い素材（ポリアミド、ポリプロピレン、PVA、BVOHなど）の問題を防ぐため、乾燥した環境で保管するか、プリント前に毎回乾燥させることをお勧めします。</div>
<p>フィラメントを乾燥させることに特化した箱を購入するか、<a href="https://blog.prusa3d.com/dryboxes-and-alternative-spool-holders-not-only-for-multimaterial-upgrade_30525/">自作</a>することができます。</p>
<p>また、フィラメントを乾燥させないために、真空バッグを使った保管方法もよく知られています。フィラメント専用の袋もありますが、フィラメントが入るものであれば何でもOKです。フィラメントを保管する際には、袋の中に乾燥剤を入れておくとよいでしょう。</p>
<h3>フィラメントに湿気がたまっているかどうかの見分け方</h3>
<p>素材が湿度の影響を受けると、一般的に最初の兆候としてプリントモデル表面の品質が低下します。</p>
<div class="note-callout">フィラメントによっては、当然ながら他のものより繊維が多いものがあります。プリントの結果を比較し、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/stringing-and-oozing_1805">糸引きと垂れ</a>のガイドを確認してください。</div>
<p>フィラメントに含まれる水分が多いと、層間の密着性が低くなったり、プリントオブジェクトにブツブツが出たり、プリント中に泡や煙が出る場合があります。</p>
<p>ポリアミド、PVA、TPU（Flex系フィラメント）などは、PLAなどの一般的なフィラメントよりも乾燥が必要なフィラメントです。</p>
<h3>Prusamentの黒いスプール</h3>
<p>Prusamentのスプールの黒いプラスチックの側面は、段ボールの円筒にしっかりと押し込まれています。気温が上昇すると、プラスチックの側面が膨張し、厚紙の中心部も膨張します。気温がが下がると、プラスチックは元の形状に収縮しますが、厚紙は膨張したままなので、スプールは緩みます。<strong>45℃までなら、この現象は起きず、安全に加熱することができます。</strong></p>
<p>また、プラスチックの両面を固定するネジを追加することも可能です。ネジは65mm以上のネジ山が必要です。写真ではM4x65のネジを使用し、3.5mmの六角レンチで締め付けています。</p>
<p>45 ℃以上に加熱する場合は、スプールにネジを入れておかないと、スプールがバラバラになってしまいます。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%;" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style="width: 48.8442%;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-2.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-2-600x400.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-2-800x533.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-2-300x200.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-2-768x512.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-2-1536x1024.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-2-2048x1365.jpg 2048w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-2.jpg 1600w" alt="" width="400" height="267" /></td>
<td style="width: 48.8442%;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-4.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-4-600x400.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-4-800x534.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-4-300x200.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-4-768x512.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-4-1536x1024.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-4-2048x1366.jpg 2048w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-4.jpg 1600w" alt="" width="400" height="267" /></td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 48.8442%;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-8.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-8-600x400.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-8-800x533.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-8-300x200.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-8-768x512.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-8-1536x1024.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-8-2048x1366.jpg 2048w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-8.jpg 1600w" alt="" width="400" height="267" /></td>
<td style="width: 48.8442%;"><img decoding="async" loading="lazy" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-9.jpg" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-9-600x400.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-9-800x533.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-9-300x200.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-9-768x512.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-9-1536x1024.jpg 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-9-2048x1365.jpg 2048w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2022/07/Prusament_spool_drying_-9.jpg 1600w" alt="" width="400" height="267" /></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h3>Prusamentのグレーのスプール</h3>
<p>側面がグレーのプラスチックのPrusamentスプールもダンボールの中心に押し付けられていますが、これは接着剤で接着されています。追加された接着剤は90℃まで耐えることができます。そのため、この温度を超えなければ、このスプールを乾燥させるためにネジを追加する必要はありません。</p>
<p>PA11CFフィラメントは、グレーのPrusamentスプールを使用しています。このフィラメントは、すぐに使用する場合でも、使用するたびに乾燥させるようにするのをお勧めします。それができない場合は、毎回使用前にフィラメントを乾燥させてください。</p>
<h3>乾燥させる方法</h3>
<h4>温度</h4>
<p>スプールがバラバラにならないことを確認したら、Prusamentフィラメントには以下の温度と時間を推奨します。乾燥中にこれらの温度を超えると、フィラメントが軟化してくっついてしまうので、注意が必要です。</p>
<table class="striped" style="width: 100%; height: 128.8px;">
<thead>
<tr style="height: 18.4px;">
<th style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">素材</th>
<th style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">温度</th>
<th style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">Time</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr style="height: 18.4px;">
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">PLA</td>
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">45 &ordm;C</td>
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">6 時間</td>
</tr>
<tr style="height: 18.4px;">
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">PVB</td>
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">45 &ordm;C</td>
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">8 時間</td>
</tr>
<tr style="height: 18.4px;">
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">PETG</td>
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">55 &ordm;C</td>
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">6 時間</td>
</tr>
<tr style="height: 18.4px;">
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">ASA</td>
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">80 &ordm;C</td>
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">4 時間</td>
</tr>
<tr style="height: 18.4px;">
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">PC</td>
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">85 &ordm;C</td>
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">5 時間</td>
</tr>
<tr style="height: 18.4px;">
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">PCCF</td>
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">95 &ordm;C</td>
<td style="width: 32.1943%; height: 18.4px; text-align: center;">4 時間</td>
</tr>
<tr>
<td style="width: 32.1943%; text-align: center;">PA11CF</td>
<td style="width: 32.1943%; text-align: center;">90 &ordm;C</td>
<td style="width: 32.1943%; text-align: center;">6 時間</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<h4>フィラメント乾燥機</h4>
<p>フィラメントを乾燥させるだけでなく、フィラメントに付着した水分を積極的に除去する専用の製品があります。通常、このような商品はプリント中もフィラメントを入れて乾燥させることができます。</p>
<p>使用する製品の仕様を確認し、使用するフィラメントの乾燥温度と合っていることを確認してください。</p>
<h4>オーブン</h4>
<p>家庭にはオーブンがある人が多いので、フィラメントを乾燥させるにはこれが一番簡単なように思うかもしれません。しかし、通常のオーブンでフィラメントを乾燥させる場合、いくつか注意しなければならない点があります。</p>
<p>家庭用オーブンは、あまり正確な温度測定ができません。食品には影響のない変動でも、フィラメント、特にPLAのような低温のものにはダメージを与えるかもしれません。オーブンを使用する場合は、必要に応じて温度を補正するために、外部温度計を用意するようにしてください。</p>
<p>もうひとつの問題は、多くの家庭用オーブンが、フィラメントを傷めずに乾燥させるのに十分な低温に設定できないことです。推奨時間より短い時間放置しても、高温でフィラメントを傷つけてしまいます。</p>
<h4>食品用脱水機</h4>
<p>別の乾燥方法として、食品用脱水機をフィラメントスプールに適合させる方法があります。通常、層と層の間にあるトレイを外し、中にフィラメントを入れることで適応させることができます。このような脱水機は通常低温しかないので、購入する前にフィラメントの乾燥温度を確認してください。</p>
<div class="tip-callout">乾燥後は、フィラメントを正しく保管してください。</div>


フィラメントの除湿

<p>リモートでファイルを転送し、プリントをスタートする方法があるように、SDカードやUSBフラッシュメモリは、最も一般的で信頼性の高い方法です。一般的で便利ではありますが、フラッシュメモリーはそれ自体最も信頼できるものではなく、ストレージが破損したり、明らかな兆候なしに容量がいっぱいになってしまうことがあります。そこで、Original Prusaプリンタ用のメモリーのメンテナンス、フォーマット、購入の方法について、ガイドをまとめました。</p>
<h3>SDカードがロックされていないか確認しましょう</h3>
<p>SDカードの側面には、ラッチが付いています。SDカードを使用する前に、ラッチが「ロック」の位置になっていないことを確認してください。ロックされている場合、カードにファイルを保存することができず、プリンタもSDカードを開くことができません。</p>
<p><img decoding="async" style="max-height: 350px; display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-01.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-01-300x293.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-01-410x400.jpg 410w" data-hd-height="350px" data-hd-align="center" /></p>
<h3>32GBを超える容量の場合</h3>
<p>対応する記憶媒体の容量に上限はありませんが、<strong>Windows内蔵のフォーマットツールは、32GB以上の記憶媒体をFAT32にフォーマットすることはサポートしていません。</strong>弊社プリンタでは現在サポートしていないexFATのオプションが提供されるのみです。Apple社のOSxの各バージョンでも同様の制限があり、正しくフォーマットするためにはサードパーティーのアプリケーションを使用する必要があります。</p>
<p>このようなドライブをフォーマットするには、Rufus、FAT32フォーマット、またはEaseUS Partition Masterなどのサードパーティアプリケーションが必要です。このようなプログラムを使用するときは、誤ってハードディスクなどの間違った記憶媒体をフォーマットしないように注意してください。ただ、Gコードファイルが100MBを超えることはほとんどないため、容量が8～16GBあればほとんどの場合は十分です。</p>
<h3>USBドライブ/SDカードをフォーマットする方法</h3>
<p>SDカードやUSBドライブの容量がいっぱいになってしまった場合や、ドライブの中身は読めないものの、ドライブ自体はWindowsで認識される場合、ほとんどの場合、ドライブをフォーマットすると解決します。</p>
<div class="note-callout">USBドライブやSDカードがコンピュータのエクスプローラにも表示されない場合は、修復不可能なほど破損しているか、少なくともこの記事でフォローできる範囲を超えている可能性があります。下の写真のようなエラーが発生し、どこにも表示されない場合は、googleで検索してください。</div>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-02V3.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-02V3-600x238.jpg 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-02V3-800x317.jpg 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-02V3-300x119.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-02V3-768x304.jpg 768w" alt="" width="631" height="250" /></p>
<h3>Windowsでのフォーマット方法</h3>
<p>Windowsの場合は非常に簡単です。マイコンピュータでUSBドライブまたはSDカードを探し、右クリックして、フォーマットを選択します。</p>
<p><img decoding="async" style="max-height: 350px; display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-03.png" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-03-300x288.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-03-417x400.png 417w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-03-768x737.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-03-625x600.png 625w" data-hd-height="350px" data-hd-align="center" /></p>
<p>新しく小さなウィンドウがポップアップ表示されます。ほとんどの場合、すべてをデフォルトのままにしておけばよいのですが、<strong>最も重要なのは、File SystemがFAT32に設定されていることです。</strong>この設定とボリュームラベル（ドライブの名前）を設定してください。Startをクリックすると、数秒でドライブがフォーマットされます。</p>
<div class="warning-callout">ドライブをフォーマットすると、そのドライブの内容がすべて消去されてしまいます。バックアップを取るようにしてください。</div>
<p><img decoding="async" style="max-height: 300px; display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" title="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-04-166x300.png 166w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-04-222x400.png 222w" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/SD-cards-and-USB-flash-drives-04.png" data-hd-height="300px" data-hd-align="center" /></p>
<div class="note-callout">この手順を行ってもUSBメモリが動作しない場合は、USBメモリが壊れているか、「パーティションスキーム」がGPTに設定されているため、正しくありません。MBR(Master Boot Record)に設定する必要があります。変更方法については、マイクロソフト社の公式ドキュメントをご参照ください。<a href="https://docs.microsoft.com/en-us/windows-server/storage/disk-management/change-a-gpt-disk-into-an-mbr-disk">Microsoft's official documentation</a>.</div>
<h3>Macでフォーマットする方法</h3>
<p>Mac では、もう少し手順が増えますが、それでも非常に簡単です。ここでもファイルシステムとしてFAT32を選びたいところですが、「パーティションスキーム」を変更するオプションもあり、これは常にMBR（マスターブートレコード）であるべきです。</p>
<div class="warning-callout">この処理により、ドライブからすべてのコンテンツが削除されます。</div>
<ol>
<li>USBドライブまたはSDカードをMacに接続する。</li>
<li>「アプリケーション」&rarr;「ユーティリティ」と進み、「ディスクユーティリティ」を起動します。</li>
<li>左上のアイコン（緑の矢印）をクリックし、ドロップダウンメニューから「すべてのデバイスを表示」を選択します。</li>
</ol>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b49c3bac01f2fd71_painted.png" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b49c3bac01f2fd71_painted-600x271.png 600w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b49c3bac01f2fd71_painted-800x361.png 800w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b49c3bac01f2fd71_painted-300x135.png 300w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b49c3bac01f2fd71_painted-768x347.png 768w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b49c3bac01f2fd71_painted-1536x693.png 1536w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b49c3bac01f2fd71_painted.png 1600w" alt="" width="500" height="226" /></p>
<p style="text-align: center;"><em>macOS Big Sur 11.6</em></p>
<ol start="4">
<li>サイドバーの「外部」にあるUSBドライブ/SDカードを右クリックします。下にあるパーティションではなく、ドライブの一番上のエントリを選択します。</li>
<li>ディスクユーティリティツールバー（紫色の矢印）で「消去」を選択します。</li>
</ol>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b04f0e7375dfbc17_painted.png" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b04f0e7375dfbc17_painted-600x271.png 600w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b04f0e7375dfbc17_painted-800x361.png 800w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b04f0e7375dfbc17_painted-300x135.png 300w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b04f0e7375dfbc17_painted-768x347.png 768w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b04f0e7375dfbc17_painted-1536x693.png 1536w, https://cdn.help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/b04f0e7375dfbc17_painted.png 1600w" alt="" width="500" height="226" /></p>
<p style="text-align: center;"><em>macOS Big Sur 11.6</em></p>
<ol start="6">
<li>フォーマットされたディスクの名前を入力します。</li>
<li>「フォーマット」メニューをクリックし、「MS-DOS（FAT）」を選択します。</li>
<li>&nbsp;"Master Boot Record "になっていることを確認します。</li>
</ol>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/snmek-obrazovky-2021-10-07-v8-32-01.png" sizes="(min-width: 1024px) 820px, 100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/snmek-obrazovky-2021-10-07-v8-32-01-600x301.png 600w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/snmek-obrazovky-2021-10-07-v8-32-01-800x401.png 800w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/snmek-obrazovky-2021-10-07-v8-32-01-300x150.png 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/snmek-obrazovky-2021-10-07-v8-32-01-768x385.png 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/snmek-obrazovky-2021-10-07-v8-32-01-1536x771.png 1536w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/snmek-obrazovky-2021-10-07-v8-32-01-2048x1027.png 2048w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/2021/10/snmek-obrazovky-2021-10-07-v8-32-01.png 1600w" alt="" width="500" height="251" /></p>
<p style="text-align: center;"><em>macOS Big Sur 11.6</em></p>
<ol start="9">
<li>消去をクリックします。</li>
<li>これでUSBメモリは消去され、正しく再フォーマットされます。</li>
</ol>
<div class="tip-callout">SDカードがプリンタに全く認識されない場合は、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/sd-card-not-working_2095">SDカードが使えない</a>で詳細を必ずご確認ください。</div>


SDカード・USBメモリ

<p>ホットエンドに詰まりがある場合、フィラメントがボンドテックのギアに接触して損傷し、引き抜くことができなくなることがあります。手で引き抜こうとすると、PTFEチューブの真上で折れてしまうかもしれません。この場合、フィラメントを手動で取り出す必要があります。</p>
<h3>アイドラードアを開放する</h3>
<p>エクストルーダーの左側にあるバネ付きネジを外して、アイドラードアを開きます。</p>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 348px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 331px;">
<td style="width: 50%; height: 331px;"><img decoding="async" loading="lazy" style="max-height: 350px; display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/4aheOXhkPQx2kAAu.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/4aheOXhkPQx2kAAu-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/4aheOXhkPQx2kAAu-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/4aheOXhkPQx2kAAu-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/4aheOXhkPQx2kAAu-800x600.jpg 800w" width="400" height="300" data-hd-height="350px" data-hd-align="center" /></td>
<td style="width: 50%; height: 331px;"><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/MK3.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/MK3-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/MK3-534x400.jpg 534w" alt="" width="400" height="300" /></td>
</tr>
<tr style="height: 17px;">
<td style="width: 50%; height: 17px; text-align: center;"><strong>MK3S/MK3S+/MMU2Sエクストルーダー（アイドラースクリュー1本）</strong></td>
<td style="width: 50%; height: 17px; text-align: center;"><strong>MK3エクストルーダー（アイドラースクリュー2本）</strong></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<div>&nbsp;</div>
<h4>MMU2S/MMU3のアイドラードア</h4>
<div>MMUには「チムニー」（IR-sensor-holder-MMU2S）があるため、背面のヒンジネジ（<span style="color: #ff0000;">赤矢印</span>）を緩めてアイドラードア全体を取り外す必要があります。&nbsp;</div>
<div>&nbsp;</div>
<div><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/idlermmu2s.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/idlermmu2s-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/idlermmu2s-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/idlermmu2s-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/idlermmu2s-800x600.jpg 800w" alt="" width="401" height="301" /></div>
<h3>どこで折れてしまっているか</h3>
<table style="border-collapse: collapse; width: 100%; height: 311px;" border="0">
<tbody>
<tr style="height: 294px;">
<td style="width: 50%; height: 294px;"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0300.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0300-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0300-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0300-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0300-800x600.jpg 800w" alt="" /></td>
<td style="width: 50%; height: 294px;"><img decoding="async" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0271.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0271-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0271-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0271-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0271-800x600.jpg 800w" alt="" /></td>
</tr>
<tr style="height: 17px;">
<td style="width: 50%; height: 17px; text-align: center;"><strong>方法1を使用</strong></td>
<td style="width: 50%; text-align: center; height: 17px;"><strong>方法2を使用</strong></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>フィラメントがPTFEチューブの端で折れてしまった場合は、方法1として、フィラメントをホットエンドに押し通そうとすることから始めます。フィラメントから0.5～1cmほど飛び出している場合は、ボンドテックのフィラメントプーリに届くように、ペンチで引き抜く方法2から始めます。</p>
<h3>準備</h3>
<ol>
<li><em>LCD Menu -&gt; Settings -&gt; Temperature -&gt; Nozzle&nbsp;</em>で温度を280℃に設定し、この温度で3～5分待ちます。</li>
<li><em>LCD Menu -&gt; Settings -&gt; Disable steppers</em> を選択します。</li>
<li><em>LCD Menu -&gt; Settings -&gt; F. Autoload </em>を選択することで、オートロード機能が干渉しなくなります。</li>
</ol>
<div class="warning-callout">作業中、ホットエンドは高温になります！エクストルーダーの下部（ヒーターブロック＋ノズル）には触れないようにしましょう！</div>
<h3>方法1：フィラメントをホットエンドに押し通す</h3>
<p>別のフィラメント、細い（1～1.5mm）六角レンチ、または同じ直径の針金（MK3は4.5cm以上、MMU2は6cm以上）を使うことで、シンプルに押し出せることが多いようです。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0270scales.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0270scales-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0270scales-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0270scales-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0270scales-800x600.jpg 800w" alt="" width="574" height="431" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<ol>
<li>エクストルーダーの上部から、ボンドテックギアを通過し、詰まっているフィラメントの上に、適当なツールを押し入れます。</li>
</ol>
<div class="note-callout">六角レンチで詰まったフィラメントをPTFEチューブ内に押し込むことができた場合、1～2cm程度でフィラメントの使用に切り替えてください。六角レンチによっては、長さが足りなくなる場合があります。&nbsp;</div>
<ol start="2">
<li>フィラメントが下から押し出され始めたら、そのままツールかフィラメントを押し続けてノズル内のフィラメントを押し出し、色の変化を確認します。</li>
</ol>
<h3>方法2：ペンチでフィラメントを引き抜く</h3>
<p>ホットエンドが280℃に加熱されている間に、プリンタに付属のラジオペンチでフィラメントをしっかりとつかみます。フィラメントがPTFEチューブから完全に外れるまで、エクストルーダー本体の上部から少しずつ上につまみ上げていきます。</p>
<p>フィラメントがロードされていく場所を通る経路で、フィラメントが引っかかることがあります。アイドラードア側から引き抜くことも可能です。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0275.jpg" sizes="100vw" srcset="http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0275-300x225.jpg 300w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0275-533x400.jpg 533w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0275-768x576.jpg 768w, http://help.prusa3d.com/wp-content/uploads/DSC_0275-800x600.jpg 800w" alt="" width="627" height="470" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="tip-callout">フィラメントを取り除いた後、<a href="http://help.prusa3d.com/ja/article/cold-pull-mk3-s-mk2-5-s-mk3-5-s_2075">コールドプル (MK3/S/+, MK2.5/S, MK3.5/S)</a>を行い、詰まりが完全に解消されたことを確認します。</div>
<h3>まだ解決しない場合</h3>
<p>どの方法もうまくいかない場合は、フィラメント先端がホットエンドの加熱部分に接触しておらず、PTFEチューブ内に引っかかっていることを意味します。この場合、PTFEチューブを抜き取って処理する必要があります。下記のリンク先のガイドに従って解決してください。</p>
<div class="note-callout">フィラメントが詰まったPTFEチューブを取り出すには、たいていの場合ホットエンドを加熱する必要があります。</div>
<ul>
<li><a href="http://help.prusa3d.com/ja/guide/how-to-replace-a-ptfe-tube-mk3-mk2-5_17360">PTFEチューブの交換方法(MK3/MK2.5)</a></li>
<li><a href="http://help.prusa3d.com/ja/guide/how-to-replace-a-hotend-ptfe-tube-mk3s-mk3s-mk2-5s-mmu2s_21664">ホットエンドPTFEチューブの交換方法 (MK3S+/MK3S/MK2.5S/MMU2S)</a></li>
</ul>


エクストルーダーからの手動によるフィラメントの取り出し


<ul>
<li>Binary G-code settings</li>



<li>Wipe tower weight</li>



<li>Bug fixes</li>
</ul>


2.7.1


<p>Initial release for Original Prusa MK3.5</p>


5.2.0

1.00


<ul>
<li>MMU3 support for the MK3.5</li>
</ul>


5.2.1


<ul>
<li>Bed Level Correction</li>



<li>Support for Revo hotend</li>



<li>Mesh bed leveling fix (7x7)</li>
</ul>


5.2.2


<ul>
<li>Improvements to multi-material printing</li>



<li>Vase mode smoothing</li>



<li>Support for 3MF files generated in BambuStudio</li>



<li>Metadata with boundary polygon of each object</li>
</ul>


2.7.3


<ul>
<li>Objects from 3MFs generated by BambuStudio now retain multimaterial painting when loaded</li>



<li>Fixed a bug where downloading files from Printables did not work when enabled in Preferences</li>
</ul>


2.7.4


<ul>
<li>Touch support</li>



<li>Stealth mode</li>



<li>MMU3 support</li>



<li>MMU3 firmware auto-update</li>



<li>Time Zone settings updated</li>



<li>Bed Level Correction (MK3.5, MINI)</li>



<li>Improvements by the Prusa community</li>



<li>Bug fixes</li>



<li>Known issues</li>
</ul>


6.0.0


<ul>
<li>Japanese language support (MK4, MK3.9, MK3.5, XL)</li>



<li>Stealth mode corrected (MK4, MK3.9, MK3.5, XL)</li>
</ul>


6.0.1


<ul>
<li>Improvements by Prusa community</li>
</ul>


6.0.2


<ul>
<li>Interim solution of USB disconnect issues (MK4, MK3.9, MK3.5, XL)</li>



<li>PINDA off-bed probing repaired (MK3.5)</li>
</ul>


6.0.3


<ul>
<li>Prusa Connect integration</li>



<li>Prusa Account integration</li>



<li>Improved UI</li>



<li>Improved G-code Viewer</li>



<li>New system profile updating system</li>



<li>Single Perimeter for top and bottom layers</li>



<li>Extended SLA layer separation configuration</li>



<li>Bug fixes</li>
</ul>


2.8.0

6.0.4


<ul>
<li>Support for MK3.9S and MK3.5S printers</li>



<li>Numeric keyboard</li>



<li>Custom names for steel sheet</li>



<li>User-configurable hostname</li>



<li>Binary G-code check</li>



<li>ESP firmware flash during boot (MINI, MK3.5/S, MK3.9/S, MK4/S)</li>



<li>New bootloader 2.3.5</li>



<li>Network Status screen</li>



<li>Steel sheet name in footer (MK3.5/S)</li>



<li>Powered Z-motors during calibration procedure (MK3.5/S, MK3.9/S, MK4/S)</li>



<li>Default nozzle diameter set to 0.4 (XL)</li>



<li>Bug fixes</li>
</ul>


6.1.2


<ul>
<li>Issues with numeric keyboard repaired (MK4/S, MK3.9/S, MK3.5/S, XL)</li>



<li>Returned nozzle diameter setup (XL)</li>



<li>Printhead position during calibrations changed (MK4/S, MK3.9/S, MK3.5/S)</li>



<li>Cold pull (XL)</li>
</ul>


6.1.3


<ul>
<li>Improved menu bar, the menu no longer hides under a button</li>



<li>Two new parameters (Abrasive material and High flow nozzle) for G-Code checks</li>



<li>Improved automatic orientation of bridges</li>



<li>Number of bugfixes</li>
</ul>


Original Prusa MK3.5

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