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3Dプリンタには、そのさまざまな部品や機能を説明するための独自の語彙や単語、表現があります。メンテナンスを行う場合、またはオンラインで助けを求めようとする場合、問題やトラブルを説明し相手と共有するのに、適切な単語を使うことが必要です。ここでは、プリンタのほとんどの部分をカバーする、説明付きの言葉のリストを作成しました。
MINIとMK3/Sでは、用語が一部異なるので注意が必要です。
- スプリングスチールシート - スムースシートとテクスチャーシートの2つのバリエーションがあります。日本語訳では総じてプリントシートと表現することがあります。ここにオブジェクトがプリントされていきます。プリントに最適な状態を保つために、メンテナンスの項目をよくお読みください。
- ヒートベッド - プリントシートの直下に位置します。ヒートベッドで熱を与えることにより、プリントオブジェクトとプリントシートをより良く密着させます。
警告:ヒートベッドは熱いので触れないでください。
- Y軸 - ヒートベッドアセンブリ(スムースロッド、ベルト、ヒートベッドなど...)全体の総称です。
- ノブ - Original Prusa MINI 3Dプリンタのメインコントロールです。左/右回転でスクロールし、ノブを押して選択を確定します。ノブの真横にはリセットスイッチがあります。これを押すと、リセットが実行されます。
- LCD スクリーン - は、3Dプリンタの設定に使用されるディスプレイです。
- 電源スイッチ - プリンタを使用しないときは、電源スイッチで電源を切ってください。
- USBポート - USB 2.0/3.0フラッシュドライブ(FAT32ファイルシステム)と互換性があります。挿入したドライブからプリント用ファイル(Gコード)の読み込みやファームウェアの書き換えに使用します。
- メインPTFEチューブ (ボーデンチューブ) - エクストルーダーからプリントヘッド/ノズルにフィラメントを導きます。時々点検し、内部にフィラメントがノズルに到達するのを妨げるようなゴミがないことを確認してください。
- 継ぎ手 - メインPTFEチューブの両端にあります。フィラメントがPTFEチューブに詰まった場合は、スパナ(プリンタに付属)を使って、金具とPTFEチューブを取り外し、フィラメントを引き抜いてください。フィラメントの束にアクセスできるようにします。
- プリントファン - プリントオブジェクトを冷却し、プリント品質を向上させます。回転数のモニターができます。
- プリントヘッド - ホットエンド(プリントノズル)、M.I.N.D.A.センサー、2つのファンからなる、軽量化したプリントヘッドです。重量のあるエクストルーダーをZ軸タワーに移動させ、印刷品質を向上させました。
- ノズル - 0.4mmノズルが装着されています。E3D対応の0.25mmや0.6mmのノズルなどに交換することで、さまざまな効果を得ることができます。
- Z軸 - 垂直側にあるアセンブリ(スムースロッド、Z軸モーター...)全体の総称です。
- エクストルーダー / エクストルーダーモーター - MK2やMK3Sなどの3Dプリンタとは異なり、エクストルーダーモーターはX軸にそって動きません。その代わり、モーターはZ軸の側面に固定され、PTFEチューブを通じ、プリントヘッドに向かってフィラメントを押し出す仕組みです。
- X軸 - ベルト駆動で、プリントヘッドを左右に移動させることができます。
- スプールホルダー - プリンターの近くに設置し、フィラメントが下からPTFEチューブに入るようにします。フィラメントが鋭角に曲がらないよう配慮する必要があります。
追加事項
M.I.N.D.A. センサー - オートレベリングのための複合センサーです。