⬢このガイドでは、Original Prusa i3 MK3S および MK3S+ の プリントファン の交換について説明します。
一部のパーツが若干異なる場合があります。しかし、手順には影響ありません。
⬢必要なパーツは全て弊社eshopで販売しています。shop.prusa3d.com
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プリントファンの交換方法 (MK3S/MK3S+)
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- プリンターメンテナンス
- ホットエンドサーミスターの交換 (MK3S/MK3S+)
- プリントファンの交換方法 (MK3S/MK3S+)
- 1. はじめに
- 2. この章に必要な道具
- 3. プリンタの準備
- 4. プリントファンの取り外し
- 5. X-carriage-back を取り外す
- 6. プリントファンを取り外す
- 7. 新しいプリントファンの準備
- 8. 新しいプリントファンを取り付ける
- 9. エクストルーダーの後ろにケーブルをガイドする
- 10. X-carriage-back を取り付ける
- 11. ケーブルスリーブ を取り付ける
- 12. ホットエンドケーブルのガイド
- 13. プリントファンの接続
- 14. ケーブルスリーブをガイドする
- 15. ケーブル の管理
- 16. 完了です!
- ホットエンドの交換方法 (MK3S/MK3S+)
- IR-sensor の交換方法 (MK3S/MK3S+)
- P.I.N.D.A.センサーの交換方法 (MK3S)
- SuperPINDAセンサーの交換方法 (MK3S/MK3S+)
- Y軸ベアリングの交換方法 (MK3S+)
- X軸ベアリングの交換方法 (MK3S+)
- ホットエンドヒーターの交換方法 (MK3S/MK3S+)
- ヒートブレーク/ヒートシンク/ヒートブロックの交換方法 (MK3S+/MK3S/MK2.5S/MMU2S)
- PTFEチューブのトリミング方法 - マルチマテリアル
- プリントパーツの後処理方法
- ヒートベッドサーミスターの交換方法 (MK3S+/MK3S/MK2.5S/MK2S)
- MK3のPSU(電源ユニット)の交換方法
- ホットエンドPTFEチューブの交換方法 (MK3S+/MK3S/MK2.5S/MMU2S)
- How to replace a hotend thermistor (MK2S)
- PTFEチューブのトリミング方法 - Original Prusa プリンター
- メンテナンスのコツ
- PEIシートの交換 (MK3S/MK3/MK2.5S/MK2.5)
プリントファンの交換方法 (MK3S/MK3S+)
⬢以下のステップに向けて、下記の部品を用意してください。
⬢2.5 mm 六角レンチ
⬢ラジオペンチ
⬢15x15cm の布または布切れ
プリンタの電源を切り、コンセントを抜いてください!
作業を進める前に、ヒートベッドを保護することをお勧めします。
⬢フレキシブルスチールシートを外します。
⬢十分な厚みのある布や生地で、ヒートベッドを覆ってください。そうすることで、分解時に表面を傷つけることがありません。
⬢Einsy ケースを開け、ケーブル束に付いている2本の結束バンドを切ります。ケーブルを切らないようにしてください!
⬢ケーブルクリップのネジ2本を外し、クリップを外します。
⬢EINSYボードからプリントファンケーブルを外します。
⬢ケーブルホルダーに付いている結束バンドを切り、取り外します。
⬢ケーブル束からケーブルスリーブを外します。
⬢X-carriage-back 部分の4本のネジを外します。
⬢プリントファンケーブルを x-carriage-back の開口部から押し込んでください。
⬢P.I.N.D.A. / SuperPINDA (黒) ケーブルとプリントファン (黄・赤・黒) ケーブルをエクストルーダーのチャンネルから外します。
⬢プリントファンのネジ2本を外します。
⬢プリントファンをエクストルーダーから取り外します
⬢以下のステップに向けて、下記の部品を用意してください。
⬢新しいプリントファン (1個)
⬢結束バンド (7本)
⬢プリントファンをエクストルーダーから取り外します
⬢まず、ファンを Fan-shroud 内にスライドし、位置が正しく合っているか確認します。
⬢次に、1本の M3×20 ネジ を使用して、ファンを所定の位置に固定します。ファンのケースを破損してしまわないように、 ネジは慎重に締め付けてください。
⬢残りの M3x20 ネジを使用し、慎重に 締めていきます。ファンカバー を損傷しないように気をつけてください。
⬢P.I.N.D.A. / SuperPINDA センサーの後ろにある プリントファンケーブルをケーブル束に戻します。
⬢P.I.N.D.A./SuperPINDA センサー 側 の ケーブル を下のスムースロッドの上に置き、チャンネル内に押し込みます。
⬢プリントファンケーブルを x-carriage-back の開口部から押し込んでください。
⬢エクストルーダーにx-carriage-backを設置します。
⬢M3x10ネジ4本を使用して固定します。
⬢ケーブルスリーブの片側を開き、エクストルーダーにつながっているケーブル束に被せます。
⬢ホットエンドからのケーブルはとりあえず外しておいてください。
⬢最初の 1巻き は cable-holder よりも若干長いくらいが適切です。5 cm ほどあれ十分です。
⬢ケーブルスリーブをやさしくひねり、細くかつしっかりとケーブルをまとめながら、スリーブの継ぎ目が下を向くように回転させ、エクストルーダーの方へとスリーブをスライドして移動します。
⬢3本 の 結束バンド を cable-holder の 低い方の列 の穴に差し込みます。
⬢スリーブをもう一度ねじって (中のケーブルをねじらないように)、結束バンドを締めます。
重要: それぞれ結束バンドの残り部分は、できるだけ先端に近いところでペンチを使って切断します。 結束バンドの先端の位置が正しいことを確認してください (少し左にずれています)。
⬢ケーブルホルダー上部のスロットに、2本 の結束バンドを差し込みます。
⬢注意! 結束バンド を締める前に、ホットエンド からの ケーブル を追加します。プリント された部分の スロット を使用して、それらを正しく配置します。
⬢ホットエンドのケーブルが正しく通ることを確認しながら、結束バンドを締めこみ、余分な部分を切断します。
⬢ケーブルスリーブを開き、ホットエンドにつながっているケーブルを差し込みます。
⬢まとめたケーブルと 最後の写真を比較してみてください。
結束バンド の取り付け方は、射出成形ダブルスプールホルダー (キットに付属しており、後で組み立てる) でテストされました。他のフレームマウントタイプのホルダーを使用する場合は、プリントの失敗を防ぐため、結束バンド がぶつからないことを確認してください。
⬢プリントファンケーブル を EINSYボード に接続します。
⬢エクストルーダーからのケーブルスリーブを Einsyボードまでガイドします。
⬢スリーブをホルダーの中にずらします。このとき、ホルダーの中にスリーブが最低でも ホルダーの高さの 3/4 だけ入っていることを確認してください。
もう一度フィラメントがモーターケーブルを押していないことを確認し、必要に応じてスリーブを少しずつ巻き戻してフィラメントを押し上げます。
⬢Extruder-cable-clip と 2本 の M3x10 ネジ を使って、ケーブルの束を固定します。
⬢すべてのケーブルを写真のようにEinsyの台の中で管理します。
⬢ケーブル束を2本の結束バンドで固定します。
⬢お疲れ様です! プリンタのプリントファンを交換できました。
⬢すべての配線が正しく接続され、正しく動作することを確認するため、プリンターの電源を入れ、キャリブレーションメニューから Selftest を実行してください。
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