エクストルーダーのサイズとZ軸の移動距離は、ファームウェアで定義してあります。したがって、エクストルーダーの組み立て、またはエクストルーダーのファームウェアが合っていないと、キャリブレーションが失敗することがあります。
E3Dヒートシンクの上部は、円周にわたる凹付きの円筒形状があります。この凹付き円筒形状と適合するように、エクストルーダーボディーのプリントパーツに2つのノッチ (オレンジ色の矢印)が付いています。
ヒートシンクは、両方のノッチに合致するように組み合わされた場合だけでなく、1段下げた下部のノッチのみだけで組み合わしても適合してしまいます。こうしてしまっても、残りの組み立てステップで問題は発生しませんが、ノズル位置が想定より約1cm下がり、Z軸の移動距離がファームウェアで定義されている距離よりも短くなってしまいます。
MK3S/MK2.5S エクストルーダーボディー | MK3/MK2.5 エクストルーダーボディー |
ヒートシンクの取り付けが下ノッチのみだと、ファンシュラウドの下からヒーターブロックが下に突き出てしまいます。正しく組み立てた場合は、ノズルの先端のみが見えます。
正しいホットエンドの状態 - ノズルだけが見えています | 間違って取り付けられた場合 - ホットエンドが突き出ています。 |
ヒートシンクの上の凸部がプラスチックパーツの上部ノッチ(緑色の矢印)に合わせられ、プラスチックパーツの両方のノッチともにアルミ凸で埋められています。 修正する必要がある場合は、 MK3Sの場合はこのガイド または MK3の場合はこのガイドの組立て後にホットエンドにアクセスする方法にしたがって作業してください。注意:リンク先のガイドに書かれているPTFEチューブの取り外しは不要で、単にホットエンドを取り付け直すだけです。
正しい取り付け MK3S/MK2.5S | 正しい取り付け MK3/MK2.5 |
前述のように、各軸の移動距離はファームウェアで定義されています。 (Sでない)MK3/MK2.5機体にMK3S/MK2.5S ファームウェアを書き込むと、ファームウェアで定義されているZ軸の長さが違うため、キャリブレーションが失敗し続けることになります。したがって、更新時には正しいファームウェアを使用することが重要です。 MK3S と MK3S+は同じファームウェアを使用します。
エクストルーダーの形状をチェックすると、最も簡単に使用しているバージョンが確認できます。 MK3S/MK2.5S および MK3S+ はアイドラーテンションネジは1つで、MK3/MK2.5 は2つです(下の写真)。
Original Prusa MK3S/MK2.5S および MK3S+ | Original Prusa MK3/MK2.5 |
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